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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第2話 開幕-炎の魔竜の目覚め・・・なの?-
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と嗤ったことに・・・。

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太陽Side

 はあーー・・すごいもんだな魔法って・・・。
 なにせ女の子が、空を飛び、バリアを張り、なんかビームみたいなモノまで出す。
 元の世界でも結構デタラメな現象は見てきたが、こっちも負けず劣らずデタラメだな・・・。
 俺も使えるかな?・・とか考えていると、

「あの子の魔力とレイジングハートならアレを封印できる!」

 さっきよりユーノの声が少しだが明るい。まあ、さっきのを見る限り、なのはちゃんには資質があり、レイジングハートがそれを上手く誘導しているしな。・・大丈夫だろ。

<まあ、向こうは心配要らないでしょ。あの『デバイス』・・レイジングハートでしたっけかなり優秀そうですしねー・・・・ま!私ほどじゃないでしょうが。>

 コイツ・・割とプライドが高いらしいな。

「いや、お前まだなんもしちゃいないだろうが」

そう言ってみると、

<なっ!?マスター!まさか私の力を疑ってるんですか!?ヒドイ!私のことを『信じてる・・』なんて甘い言葉でその気にさせといて、事が終わればこの態度・・あんまりですよー!そうよ・・いつだってあなたは私を利用するだけ利用して・・鬼!外道!・・それでも、そんなあなたから離れられない私・・私はいったいどうすれば・・etc>

 なんか文句から小芝居に繋がりだしたな・・ほっとくか。
 さて、まだ終わったわけじゃないが、少し気持ちに余裕がでてきたな・・と、思っていると

「あの、太陽さん」

ユーノが話しかけてきた。ってーか『さん』て、

「ユーノ、『さん』はいらねーよ。呼び捨てでいいぞ。「でも・・」堅苦しいの苦手でさ、たのむ。」

そう言うと

「・・うん、じゃあ太陽、さっきはありがとう。おかげで助かったよ」

「礼ならさっきも言ってたろ。気にすんなよ・・それに、まだ終わってないしな。」

そういって、なのはちゃんの方に目を向ける。上空で桜色の光が踊っている。押しているようだ。
 ユーノもそちらをつらそうな顔をして見ながら

「うん・・・そうなんだけど、僕にもっと力があればあのコもキミも巻き込まずにすんだのに。それに、彼女が危ないとき、僕はなにもできなかったから・・だから・・・」
 
気持ちはなんとなく分かるが・・

「なあ、ユー・・<そんなに気にすること無いと思いますがねー>・・ってやっと戻ってきたのかオマエ」

<そりゃそうですよー。せっかくのボケを完全にスルーして放置ってヒドイです!まあ、そのへんは今後の課題にするとして・・ユーノさん。さっきも言いましたが、そこまで思いつめなくてもいいと思いますよ。なのはさんについてはともかく、マスターについては気にする必要あり
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