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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第2話 開幕-炎の魔竜の目覚め・・・なの?-
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いいの?」

と、なのはが手に持っていた杖を見て質問する。

「えっと、さっきみたいに、攻撃や防御などの基本魔法は心に願うだけで発動しますが、より大きな力を使う魔法には『呪文』が必要なんです」

「呪文?」

ユーノの説明になのはが首を傾げると、

「心を澄まして・・・そうすれば呪文が浮かんで・・「ん?・・ヤバッ!?」・・え?・・あ!?」

 説明中に太陽の声を聞きユーノが振り返ると、さっきまで蠢くだけだった怪物がすごい速度で触手を伸ばしてきていた。
 そして、
 

 <Protection>


 そんな機械音声と共に激しい衝突音が響き渡った。

------------------

なのはside

 考えて動いたわけじゃなかった。ほとんど無意識のまま、何かに導かれるように手にした杖を前に突き出し『守って!』と強く願った。すると、


<Protection>



バジジジジィーーーー!!


と、私たちと怪物の間に桜色のバリアが出てきて攻撃を防いでくれた。でも、

「くうう・・・ううー!」
 
怪物の攻撃は止まらず、体ごとバリアを押し込むように覆いかぶさろうとしてくる。
 どうしよう!?・・このままじゃ・・・。すると、

<利き手を前に出して>

そう言って、杖・・『レイジングハート』が指示を出してくる。

「!・・は・・・はい!」

私は、言われたとうりに左手を前に出すと、

<Shoot the Bullet>

そんな声と共に手に光が集まっていく。・・コレって!!

<Shoot!!>

そのまま『弾丸を撃ちだすイメージ』をすると、


ズドォオオオオオン!!


撃った弾丸で怪物が吹っ飛んでいきました・・・って!今の私がやったの!?

<良い魔力をお持ちです>

そう言ってレイジングハートが褒めてくる。

「す・・すごい、予想以上だ!」

「おいおい・・魔法って凄いモンだなー」

<それもありますが・・実行した彼女も大したもんですねー>

と、後ろの三人(?)も驚いている。
 えっと、これならやれるかな?・・・って!さっきの怪物がそのまま逃げようとしてる!
 あんなのが人の居るところに出たら・・そんなのだめだ!

「追わないと!」

<Flyer Fin>

 そう考え、急いで怪物を追いかける。
 大丈夫・・ちゃんとやれる!そう思い飛行魔法で追跡した。

なのはside out

-----------------


 初めての魔法、初めての戦闘、初めてだらけの緊急事態・・・だから誰も気づかなかった・・・。
 恐れて逃げているはずの異相体(かいぶつ)がニタリ
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