暁 〜小説投稿サイト〜
有栖キャロの小学校物語
第7話 運動会です(後編)
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たぬき印があるだろ?ちゃんとした商品の証だ!!」
「それを見て買う2人がおかしいと思うよ………」

流石の真白ちゃんもエローシュ君に突っ込みました。

「何を言うんだ、真白ちゃん。このたぬき印には様々な変わった商品があって、インターネット上では予約がある程の………」

『一年生のリレーの選手は待機場に集合してください。』

エローシュ君が熱心に説明している途中にアナウンスが入りました。

「ほら、もうどうだっていいから早く行くわよ!!」

そう言って夏穂ちゃんはエローシュ君の耳を引っ張って行きました。

「分かったから引っ張るな!!ほいエリオ。適当に塗っておけば大丈夫だから」

「あ、ありがとう」

エリオ君は影薄くな〜るを受け取り、移動しながら腕に塗り始めました。
………って塗るんだ。

「さあ、最後だし頑張ろうぜ!!」









さて、リレーの順番ですが、

1夏穂ちゃん、2佐助君、3ルーちゃん、4エローシュ君、5私、アンカーにエリオ君と言う順番です。

エリオ君がアンカーの理由は、『一番速そうだからな』と簡単な理由でした。
エローシュ君は今回特に作戦はないらしく、『このメンツは俺以外、学年で1、2を争う位運動神経良いから恐らく問題ないよ』とのことです。

「じゃあ私行くわね」
「頑張って夏穂ちゃん」
「ファイト」

リレーは一人100m、半周です。

なので抜くのは結構難しくなるので、いかに先頭をキープするかが重要とエローシュ君は言ってました。

「よーい…………」

パン!!
ピストルの音が鳴り、一気に最初の走者が走り出しました。

「夏穂ちゃん、速い!!」
「いいペース」

そう言いながらルーちゃんが立ち上がりました。

「頑張ってね、ルーちゃん…………」
「任せて!」

ルーちゃんはサムズアップして自分のコースへ向かいました。






「夏穂ちゃん凄い………そして佐助君も速いや」

夏穂ちゃんは先頭の役割をしっかりやりきり、1位で佐助君にバトンを渡した。
受け取った佐助君も足が速い。
相手に追いつかれることなく、バトンをルーちゃんに渡しました。

「任せる………」
「任せて!」

ルーちゃんも足は速いです。
恐らくクラス1だと思います。

このままだったら結構楽に………

「えっ!?」

後ろからかなりのスピードで2組の女の子が追いかけてきました。
とても速いです。

ルーちゃんとの距離を徐々に縮めていきます。

「エローシュ!!」
「任せろ!!」

なんとか1位を死守したルーちゃんでしたが、もう大分追いつかれてしまいました。

「ハハハハ!エローシュ
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