悪魔との出会い
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る!諸君が協力するのは当然の義務である!」
「ぷっ…くくく」
「何がおかしい!」
「いや何がって、解放の為にって今まで最前線に出てこないで安全圏に引きこもってたやつらがよくそんなこと言えるな」
「なんだと!?」
「あとさぁ、一般プレイヤーつったか?お前らも一般プレイヤーだっつの。攻略組を一般プレイヤーに含めないなら俺らも一般プレイヤーじゃないしな。これじゃ俺らは一般プレイヤーの義務とやらからは外れるよなぁ」
「くっ……」
「ま、キリトはそれでも渡しちゃうんだろ?」
「ああ、そのつもりだ」
「相変わらずお人好しだな」
話しながらキリトはトレードウインドウを出し操作をする。コーバッツは協力感謝する、と言うとくるりと後ろを向いた。
「ボスにちょっかい出すのはやめといた方がいいぜ」
「……それは私が判断する」
キリトの忠告は意味をなさなそうだな。
「貴様らさっさと立て!」
というコーバッツの声に軍の連中はのろのろ立ち上がり、2列縦隊に整列する。コーバッツが片手を振り下ろすと部隊は進んで行った。
「大丈夫かよあの連中……」
軍の部隊が上層部えと続く出口に消え、規則正しい足音も聞こえなくなった頃、クラインが気遣わしげな声で言った。
「いくらなんでもぶっつけ本番でボスに挑んだりしないと思うけど……」
アスナもやや心配している。
「いや、やばい気がする。キリトの忠告は無駄になるかもしれん」
「……様子を見に行くか………?」
この場にいる全員が首肯した。
出発しようとすると何やら後ろでキリトとクラインが騒いでいた。
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