暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第1話 邂逅-不屈の白と赤い炎なの-
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
 そんなことを考えていると・・<マスター!>「少し我慢な!」という声が聞こえて、直後カラダを抱き上げられ・・・ええー!コレお姫様だっこ!?なんでと疑問に思う前に男の子は私を抱えたまま、その場を飛び退く!すると、

  ドバン!!

そんな音と共にさっきまで居た場所にクレーターができていた。
 ゾッと背筋が冷たくなった。あんなの当たったら・・・そう考えてから少し体が震えた。コワイ・・そんな言葉が頭をよぎるが、

「(弱気じゃだめだ!私がなんとかしないと!)」

そう思って勇気を奮い立たせようと顔を上げたとき・・ソレを見た。
 強い目だ。見た瞬間にそう感じた。

ーーーーーーーー

 私がもう少し小さかった頃、家族で行ったキャンプで野犬の群れに囲まれたことがあった。
 怖くて、怖くて・・助けて!って思ったら、お兄ちゃんが助けに来てくれた。でも、野犬はたくさんいて無理なんじゃにかって、不安に思いお兄ちゃんの顔を見たとき、不安は、無くなっていった。
 『必ず守る』・・そんな決意を形にした様な瞳。
 それを見たとき『大丈夫』だと確信できた。

ーーーーーーーーー

 そして、また私は、同じ気持ちを感じた。すると、男の子と目が合って

「大丈夫だって!まかせとけ!」

そう言って、恐怖も、不安も吹き払うような、お日様みたいな笑顔で笑いかけてきた・・・。
うん、きっと大丈夫!そう思った時、体の震えは止まっていた。

???girl side out

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ