暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第1話 邂逅-不屈の白と赤い炎なの-
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「助ける!」

と、即答した。

<助けるって誰かも分からないのに・・・>

「聞こえたんだ・・声が!『助けて』って必死に叫ぶ声が!それにさっきの悲鳴!ほっとけるかよ!!」

<状況も分からず突っ込むなんて無謀すぎます。少しはあとさきを「見せてくれるんだろ?』は?>

アルに向かって挑発的に笑う。

「さっき言ってただろ、自分の力をみせてやるって・・・ありゃウソか?」

<・・・・そうきますか。>

アルは黙り込む。

「アル・・・俺だって無謀だってことは分かってる。・・・でもさ、必死に助けを求めて伸ばした手を、俺は見放したくない!だから、力を貸してくれ!」

太陽は自分の思いをまっすぐに伝える。

<・・・・・・はあ・・これでなにもしなかったら私『デバイス』失格になるじゃないですか。>

溜息混じりにそう呟いた。そして、

<わかりました。やりましょうマスター!・・・ただし、マスターにも協力してもらいますよ?>

そう問いかける。

「協力ってなにすればいいんだ?」<まずは・・!!マスター!前方50mに反応!>

「!」

警告と同時に森を抜け住宅地へ飛び出す。
 そして、そこで見たのは、


  ウネウネと躍動する不定形の化け物


  その化け物の攻撃をピンク色のバリアで必死に防ぐ、杖を持った白い少女


  そして、その後ろ、少女に守られている小動物



状況は明白、やることはひとつ。なら、迷うことはない。

 さあ、いくぞ!!






???boy side

まずい!怪物が女の子に襲い掛かる。先程までは、攻撃をかわし、防いで何とか戦えていたのに怪物が標的を彼女から僕に変えたことで僕をかばって防戦一方になってしまった!
 こんなときに怪我のせいでうまく魔法が使えないなんて・・・。
 攻撃を防ぐだけだった彼女が、なにかしようとしたその時、

「うおおおおおおおおお!!!」

彼女と同い年位の男の子がこちらに向かって走ってきた!

「(一般人!まきこまれたのか!?まずい!)来ちゃだめだ、逃げて!」

必死に叫ぶが、遅かった!すでに怪物は標的を変え襲いかかっていた!

「・・・え!?・・あ!だめえーーーーーー!!」

女の子も異変に気がつき止めようとするが間に合わない!
 怪物はそのまま男の子に覆いかぶさるように広がり飲み込んだ。

「あ・・ああ!・・」

女の子が顔を真っ青にして座り込んでしまう。
 僕自身、混乱して思考が纏まらない。
 絶望が重く僕たちに圧し掛かろうとした、
 その時!

「でいりゃーーーーーー!!!」

そんな叫びと共に怪物が吹っ飛ばされた!

「「え
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ