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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第1話 邂逅-不屈の白と赤い炎なの-
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マジ)で壊れた!?>

驚いてアルがツッコミをいれると、

「いや、方法ないならしかたないじゃん。だったら目の前の問題からかたずける方がいいだろ?」

<・・・前向きですねー>

「後ろ向いたってしかたないからな!あとな、自棄になったわけでも、まして諦めたわけでもないからな。もしかしたら帰る方法見つかるかもしれないしな。」

そう言って太陽は笑う。

<はあ・・・えっとー>

ソルはまだ理解が追いつかないようだ。それにかまわず、

「まあ、ショックなのは本当だけど、だからってなにもしなけりゃ何も変わらない・・・だから、『諦めない』!それがウチの家訓だしな!」

と、胸を張る。

 そう、太陽は確かに9歳の子供ではあるが、大冒険続ける、大空魔竜のクルーにして、魔竜に認められる程の素質を持つ少年だ。物心ついたころから大冒険を経験し、他のクルーたちに鍛えられた太陽にとって、コレくらいの事態は諦める理由にならないのだ!

<・・・はあ、マスターのことを少し理解しました>

アルは呆れたように話す。

「どんな感じに?」

興味がわいたのか太陽が問うと、

<『前向きな馬鹿』>

と、ハッキリと言い切った。

「・・・・・お前とはちゃんと話しつけるべきか?・・・・」

<そうですねー(怒)ヒトの気もしらないで・・・心配して色々考えた私が馬鹿みたいじゃないですか!>

「知るか!つーか、そもそもお前何なんだ?人を『マスター』って何のことだ!」

<ハッ!今更ですか!?普通、最初に聞くモンですがね!ああ、マスターは、フツーの頭じゃないんでしたっけ?ワスレテマシター(笑)>

「コノヤロウ、そこまでいうならよっぽどスゲーんだろうな。しょぼかったら承知しねーぞ!」

<いいですよ!!私の力を見てその偉大さをおもいしらせT・・!?マスター!>

「!!」


 キィィィィィィィン

耳鳴りにも似た音が響くと共に不可思議な光が周辺を覆いつくした。

「な、なんだ!?」

この事態にはさすがの太陽も驚く。すると、

<気をつけて、結界です!!>

アルが警告する。

「結界って!?どうなってんだよ!?」

<簡単に言えば、閉じ込められました>

「なんで!?」

<知りませんよ!私に聞かないでくだS「きゃあーーーー」・・!?何ですか今度は!>

言い合いは激しくなる寸前、聞こえてきた悲鳴で中断する。

「おい!今のどこから!?」

と、太陽が言うと

<4時の方角からです・・ってマスター!?>

聞くやいなや太陽は駆け出した。

<ちょっ、ちょっと待ってください!何する気ですかマスター!>

慌ててアルが叫ぶ。すると、

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