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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第1話 邂逅-不屈の白と赤い炎なの-
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ル。じゃあ、俺の名前は『石蕗(ツワブキ) 太陽(タイヨウ)』だ。 で、早速だがここどこだ?」

<『地球』ですよ>

「地球?なんだ!なら問題ないな。移動して仲間と連絡が取れれば戻<マスター>なんだよ」

<説明が足りませんでしたね。ここは、確かに『地球』ですが・・・マスターの知っている『地球』ではありません>

と、アルは先ほどまでと違って真面目な様子で話してきた。

「どうゆう意味だ?地球なのに地球じゃないって」

太陽は理解できず顔を顰める。

<まあ当然の反応ですねー。わかりやすく説明すると平行世界(パラレルワールド)の地球ってことですが、マスターに馴染みのある言葉だと『異世界』ですねー>


『異世界』

 かつて、ダリウス人と呼ばれる異星人が地球の中心に作った異空間世界。
 
 それは『ダリウス界』と呼ばれ、惑星規模の広さがあり地球はそこからの侵略を受けようとしていた。しかし、それに立ち向かう者たちがいた。
 赤い炎を宿した勇気ある地上人、侵略を良しとしない心あるダリウス人。
 種族を超え手を取り合い炎の魔竜に集った戦士たちは、それに打ち勝った。
 そして、和解したダリウス人たちは、新たな新天地へと旅立ち、地球に平和が戻った。



「ここが異世界・・・」

太陽は呟いた。

<まあ、マスターの知るソレとは異なるんですが・・・・えーと、その、結論だけゆうとここには大空魔竜はありません。なので、仲間と連絡をとることも今の所不可能です>

アルは、できるだけ刺激しないよう様子を伺うように話をした。

「・・・・そっかー・・・」

太陽は夜空を仰ぎ見る。

<(やはり、9歳の子供には酷でしたかねー。当然といえば当然ですが)>

 そう、太陽はまだ小さな子供だ、こんな形で親と引き離されて平気なはずがない。むしろ、泣き出さないのは、たいしたものだ。ソルはそう考え、

<(とりあえず、元気出してもらわないといけませんね!・・・適当にからかって怒らせてみますか。先程は中々元気なツッコミ入れてましたし)>

少し変わった判断基準によって行動を決めたソルは、

<(でわ!)マスター!とりあえZ「じゃあしゃーないか」・・はい?>

行動を起こそうとしてその相手に出鼻を挫かれた。さらに、

「まず、住む場所だよなー。野宿でもいいけど長い間はさすがにきついしな」

と、あろうことかそんなことまで言い出した。

<ちょ、ちょっと待ってください!何言ってるんですか!?「へ?何ってこれからの・・」いや、そーじゃなくて!あれ?私の話聞いてました!?帰れないんですよ!フツー『おか〜さん』とか『帰りたいよー』とかいう場面ですよ!なんでそんなに落ち着いてるんですか!?本気(
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