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魔法少女リリカルなのはGK《ガイキング》 〜炎の魔竜伝説〜
第1話 邂逅-不屈の白と赤い炎なの-
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「星空がきれいだな〜」
と、その少年は木の生い茂る森の中、地面に寝そべって夜空を眺めていた。
「ずっと大空魔竜の中だったからなー。夜空見たのってどれ位ぶりだっけ?・・・・宇宙(うえ)と地上(した)じゃ少し星の見え方が違うしね」
<まあ、星座なんて地上から見た星の配置ですからね〜。そりゃ違って当たり前でしょ、マスター>
そう、返事が返ってきた。
「・・・・・でもなー、俺さっきまで宇宙にいたはずなのになー。なんで起きたら地上にいるんだ?みんなは?」
少し間を置いてから、少年は疑問を口にする。すると、
<交信可能範囲にはお仲間はいないようですが?>
また返事が返ってくる。
「・・・・・・・・・たしか、キラキラ光る宝石みたいなのを追いかけて、それから散々追い掛け回してから大空魔竜の頭のコクッピットブロック近くでようやく捕まえた!・・・と思ったら目の前が真っ白になって・・・・」
少年は周囲を見回しながら喋り続ける。すると、
<マスター、そろそろ私と会話のキャッチボールしーませーんかー?かれこれもう20分くらい同じセリフリピートしてますよ?てか、壊れた?>
少年は黙り込んで溜息を吐いき、
「・・・・そうだな、このまま現実逃避しても始まらないし、腹くくるか。」
そう言って胸元を見る。そこには首からチェーンで吊るされた角の生えた怪獣の骸骨に似たペンダント。大空魔竜のヘッドパーツを模したそれは、目の部分を光らせながら話しかけてきた。
<まったく!元々それほど大層なオツムでもないのに無駄に考えたりするから・・・もう!マスター(笑)は手がかかりますねー>
訂正 罵倒してきた。
「なんで、初対面の相手(?)にそこまで貶されなきゃならねえんだよ!てか、(笑)ってなんだ!」
と、少年が叫ぶと
<なんの話をしてるんですかマスター?変な電波受信したんですか?勘弁してくださいよー。正直、引きますよ?>
「わかった!もういいから・・・このまま続けてもしょーもないことにしかならんみたいだし」
少年はツッコミを諦め、
<そーですねー。玩具(マスター)からかうのはここまでにして、とりあえず現状把握からしましょうか>
「・・・・・・・・ああ」
少年はこの短時間でコレの対応を理解しつつあった。
<でわでわー!まずお互いの自己紹介からはじめましょうかー!>
「テンション高いなー、おまえ・・・」
少年は先ほどのやり取りで少々疲れていた。
<始めはが肝心ですからねー。あと、わたしは『お前』ではなく『アル』っていうプリチーな名前があるので以後そう呼んで下さいね☆>
自らをアルと名乗ったペンダントを見ながら
「わかった・・ア
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