0話:第二の人生はゲームです
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俺とそいつ以外は何も無い真っ白な空間から話は始まる。
「ハルト君。キミは死にまみた。だからキミの命をどう使おうと私の勝手なわけですよ♪」
それが誘拐犯の第一声だった。
アイドルグループとかが着てそうな学園制服を着ているjkが悪意ある笑みでそう云った。金髪おかっぱで後ろ髪を三つ編にした目が青色な宝石でキレイな色白美少女。
……どこか、漫画とかで聞いたことがあるような口ぶりだな、ガキ。
「ちょっと、私の方がお姉さんなんだからガキはないでしょ?」
何を言っているのかわからない。
「うふっ、自分の姿を鏡で見たらいいのです♪」
……なんか可愛らしい小学生ぐらいの男の子の姿が映っている。たぶん、ショタコンの大好物だと思う。
「簡潔に説明すれば拉致った時に私好みに改造しときました。キャッ♪」
勝手に改造すんな、このショタコンが……ッ!!?
「んで、改造されたキミは私の作った箱庭の世界でゲームをしてもらうのです。永遠に♪」
ホント漫画とかアニメとか映画とかでありそうな設定だ。
「エロゲーで犯されアヘ顔曝け出す男の子も良いけども、一生懸命頑張って敵と戦う男の子の方がオカズになるからね。ハァハァ♪」
……そうか、俺はこの変態のオカズになるのか。
「私だけじゃないよ、キミがプレイする動画を編集して現実世界の全国ネットで夜7時からテレビで配信予定だよ。そうやって世の中の変態共からお金を巻き上げるのが私の商売です♪」
死んだ人間を使ってで商売するとはなんて罰当たりな……良い趣味をしてやがる。
「それで、ゲームの内容なんだけども。ポケモンは好きかな? キミはマサラタウン出身のショタとしてマスターベーションをする旅に出るのです♪」
あぁ、あのポケモンか。
ポケットモンスター。縮めてポケモン。
ポケモンマスターを目指すゲームだったな。決してマスターベーションする旅ではない。
「あ、でも初代赤緑をプレイしたことあるキミにはいろいろイージーだろうからタイプ縛りにしちゃおう。タイプは【でんきタイプ】オンリーで頑張ってくだちゃい♪」
いやいやいや、一気に難易度跳ね上がった気がする。
じめんタイプとか出されたらアウトだろ。
「【むしタイプ】統一パとかにしなかっただけありがたく思ってよ。個体値厳選して努力値とかちゃんと振って気合いでなんとかなる。どっちかっていうと、ゲームよりかはアニメほどに自由度高いから一発逆転はあるかもなのです♪」
努力値とかに関しては素人なんだ、俺は。そして気合でなるのはサト〇君のポケモンたちだけだろ。
「まぁなんでもいいけど、本当に頑張ってね。特に変態とかショタコンとかに負けたらエロゲーな世界
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