第四十八話 Death Flower Heart
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
で引き出したトリプルロッドを投擲し、ルインもチャージしたセイバーを投擲した。
エックス「これで終わりだシグマ!!」
アルティメットアーマーが分離し、飛行形態に変形した。
アーマーが凄まじいエネルギーを纏い、シグマに突っ込んだ。
シグマ「ぐああああああああ!!?わ、私がまた奴らに敗れるとは…!!し、しかしこの兵器は既に地球に向けられている…地球は終わりだ!!」
シグマは爆散した。
シグマのエネルギー反応がないのを確認してエックス達は急いで動力炉に向かう。
エックス「(このアーマーはもう使えないな)」
最後の一撃はアルティメットアーマーの出力を限界以上まで引き出したものだ。
その負担は絶大でアルティメットアーマーはフォースアーマーに戻ってはいたが、ベースとなるフォースアーマーには所々に亀裂が入り、もう使い物にならないくらい破損していた。
そして動力室に着いたエックス達の前にはジェネラルがいた。
ルイン「ジェネラル将軍!!デスフラワーが…」
ジェネラル「分かっている…私のボディを使えばこの兵器を止められる」
ジェネラルの言葉に対しエックス達に明らかな動揺が走る。
その巨体を動かす為にジェネラルには大出力の動力炉が搭載されている。
その爆発力の凄まじさは普通のレプリロイドのそれなど軽く凌駕し、核弾頭ミサイルにも匹敵する破壊力があるのだ。
ゼロ「だが、それではあんたが!!」
ジェネラル「カーネルや多くの部下を死なせておきながら償いをしないわけにもいくまい。さらばだ若者達よ」
エックス「ジェネラルーーーっ!!!!」
動力炉に落下していくジェネラルを止めようとするエックスだが、ゼロとルインに止められ、急いでシャトルに乗り込んで脱出する。
そしてエックス達がデスフラワーを脱出した後、レプリフォースが誇りし最終兵器たる死の華が存在していた地点を中心に、宇宙空間に巨大な閃光が広がっていった。
それを悲しげに見つめるルイン。
傍らにはエネルギーを使いすぎて初期状態に戻ったソニア。
ゼロは壁に背を預けながら、宇宙を見つめる。
エックスはシャトルを自動操縦に切り替えるとゼロの元に向かう。
エックス「これを」
ゼロ「?」
エックスが差し出したDNAデータに疑問符を浮かべるが、次に差し出したサーベルを見て、ゼロはDNAデータの正体に気づいた。
ゼロ「カーネルのDNAデータか…」
カーネルのサーベルとDNAデータを受け取りながら、ゼロは悲しげに呟いた。
エックスはルインの元に向かうと、ディザイアのサーベルを差し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ