第四十八話 Death Flower Heart
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げ、何度でも甦るお前を放置出来るほど、俺達はお人よしじゃない!!」
シグマ「フン、人間共にその力を利用され続けている愚か者共に何が分かる。我々レプリロイドはこの世界の優良種なのだ。劣悪種たる人間共を駆逐し我らレプリロイドが全てを支配する新世界の創造。それこそが…」
エックス、ルイン「「クロスチャージショット!!」」
シグマの顔面に合体砲撃が炸裂する。
プラズマチャージショットの特性を引き継いでいるため、ノヴァストライクやギガブレード級の威力を誇りながらプラズマによる追加ダメージを与えていく。
エックス「黙れ。お前の口上はもう聞き飽きた。」
ルイン「今すぐその耳障りな口を塞いであげるよ」
シグマ「減らず口を!!ならば今度こそ跡形も無く消滅させてくれるわ!!羽虫の分際で私に逆らうことの愚かさをその身に刻み付けてくれる!!」
ゼロ「羽虫だと…?死に損ないのゴキブリ風情が言ってくれるじゃねえか。イレギュラーに堕ち、甦る度に荒唐無稽な理想を繰り返す今のお前の醜態は正直見てられんな」
シグマをゴミのように見下ろすのは、漆黒のアーマーを身に纏うイレギュラーハンター・ゼロであった。
シグマ「ゼロ…!!」
ゼロ「遅くなった。すまないエックス、ルイン」
エックス「いや大丈夫だ。それにしても…」
ルイン「その姿…」
ゼロ「Dr.ライトだ。彼が俺をパワーアップさせてくれたんだ」
何故かゼロはライト博士をDr.ライトと呼ぶ。
ケイン博士は爺と呼んでいるというのに。
差別だとケイン博士は嘆いていたりする。
ゼロ「しかし…」
ルイン「?」
ゼロは漆黒のアーマーをまじまじと見つめるルインを見ると、今の彼女の姿に既視感を感じた。
紅と黒を基調とし、翡翠のクリスタルが装着されたヘッドパーツに手に持つセイバーに見覚えがあるような気がした。
気のせいだと思ったゼロはZセイバーとトリプルロッドを構えてシグマを見遣る。
ジャンク屋のルナから購入した武器はもう自分の手に馴染んでいる。
エックスもバスターブレードを構え、ルインもバスターショットを構えた。
ルイン「行くよ!!ソニア。全Lv7!!」
ソニア[OK!!]
オーバードライブを発動し、ソニアに全レベルを解放する。
ゼロ「行くぞ…真の力を見せてやる…!!」
エックス「一気に行くぞ!!」
エックスとゼロもエネルギーを解放し、シグマを睨み据える。
まずは突っ込むのはルイン。
メカニロイドのシグマの顔面目掛けて、バスターショットを向ける。
シグマ「消え去れ小娘!!」
ルイン「ソウルボディ!!」
ビーム砲をルインに向けるシグマだが、エネルギー体の分身を放ち、シグマの視界を塞いだ。
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