暁 〜小説投稿サイト〜
MUVLUVにチート転生者あらわる!?
第二十話
[1/6]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
悠斗side



1998年7月4日



日本帝国に着いてから3日が経ちました。
舞鶴基地の司令に挨拶に行ったら、原作の甲21号作戦の時に居た、小沢艦長、安部艦長、田所艦長、井口艦長達も居ました。
まあ、簡単に挨拶をしておきました。
まあ、まだ本格的にお世話になることも有りませんからね。
今俺は、帝都城に車で向かっている。理由は簡単だ。
煌武院悠陽殿下が、激励の言葉を送りたいとのことだ。まあ、要は謁見だな。
殿下の使者が昨日、舞鶴基地に駐屯している俺の元に書状を持って来た。使者から書状を受け取り、丁重におもてなししてお帰り頂いた。
殿下からの書状を読んだ所、間引き作戦の前に激励をしたいたい為、7月4日に帝都城に来て欲しいと記されていた。
まあ、二つ返事でOKを出したがな。
今朝、舞鶴基地に斯衛軍からの迎えの車が来たので、車に乗り込んで今に至る。

「8年振りか」

「うん?何か申されましたか?」

「なに、ただの独り言だ」

運転手が返事をしてくれる。斯衛の黒い制服を着ている。彼が舞鶴基地に迎えに来てくれた。
そう。この世界の俺は、8年前に日本帝国を去り、国連軍に入隊したことになっている。

(まあ、帝都城の中に入るのは初めてなんだよな。地図事態は頭の中に叩き込んであるから、大丈夫だけどな)

そんなことを考えながら窓の外を見る。
楽しそうに遊ぶ子供達や、買い物をしている主婦。 汗まみれになりながら、働くの中年のお父さん。のんびりとしているおじいちゃん。
誰もが、変わらない日常を送っている。
誰もが平和を謳歌している。3日後には、その平和が打ち崩されるとも知らずに。

(まだ、日本帝国には危機感が薄い。帝都ですら、まだ大丈夫と言った雰囲気か。まあ、仕方のないことか。BETA何てのは、大陸の話だと思っている市民は、大勢いるしな。国会議員ですら、日本帝国は大丈夫だと思っているし、軍も自分たちだけで、国を守れるとタカを括っている有り様出しな)

その軍の慢心が、日本を脆弱させ大本営の暴走を許し、将軍を傀儡に貶めた原因なんだかな。

(今の煌武院悠陽殿下の力では、どうにもならんがな。五摂家の連中も、もう少し考えろよな。
双子は忌み子なんて、古い風習を未だに信じてる辺りが馬鹿すぎる。
そのせいで、とある姉妹が離ればなれにされて、有るべき絆が無いなんて悲し過ぎるだろ。
しかも、どちらも分かっていながら赤の他人の振りをして生きるなんて、理不尽すぎだ。本来なら仲良く暮らせたはずなのにな。
まあ、今の俺に言えた義理はないがな)

斯衛軍に入らず国連軍に入隊した事で、少なからず俺を憎んでいる連中が居るのは分かっているからな。特に技術的な分野ではな。

(まあ、あくまでも神様から貰っ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ