【ゼロの使い魔】編
034 クスリ、ダメ。ゼッタイ
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の涙”は貰えなかった。……が、俺達の──荒事らしい上にギーシュは動けないので、俺の働き次第では分けてくれるらしい。……依頼は賊退治。
現在は夜に来るらしい賊を待ち伏せしている。
「……それにしても、湖底にいる精霊を攻撃するなんて…相当な使い手よ」
「言えてるな、それは。少なくともドットやラインのメイジじゃない事は確かかもな」
下手すれば、スクエアの可能性も視野に入れて、外套≠纏う事も考えておく。
「……で、そんなメイジに勝てるの?」
「……やり方はいくつかある──む、来たようだ」
(……どうやらダブルブッキングしてしまったようだ)
モンモランシーが心配する様な声音で訊いてくる。俺はすげなくモンモランシーの質問をかわそうすると、探知範囲内に2つの識っている°C配が入ってくるのを感じた。
SIDE END
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