３６話
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思い出します。
しかし、どうしたものでしょうか。
私は出来る限り利用したいとは思わなかったのですが、しかし、ここはＤＣの勢力圏の中にあり、いつまでも寝込むわけにも行けません。
「マサキ、お願いがあります。」
『なんだ。』
「私をハガネに連れて行ってください。」
『何か用事があるなら後にしろ。とても出来ねぇよ。』
「違います。今の状態を何とかする為にはハガネに行く必要があります。」
「本当に。」
心配そうにアーニャが聞いて来ます。
「本当ですよ。」
『わかった。直ぐにハガネに向かう。』
「それとリュウセイとその幼馴染を連れてきてください。」
『なんでなんだ。』
「私はあの状態を維持するために疲労困ぱいになっています。予知でそれを何とかする為には彼の幼馴染の作る飲み物を飲む必要があるようなのです。」
『そんなものがあるのか。』
その時、リュウセイが通信に割り込んできます。
『ち、ちょっと待て！考え直せ！』
『リュウセイ、どうしたんだ。まさか、ヤバイもんでも入っているのか！』
『それは無い！健康にいいものばかりだが・・・・・。』
「リュウセイ、覚悟は出来ています。ここは、ＤＣの勢力範囲です。呑気に寝ているわけにはいきません。先に行って、用意していてもらってください。クスハ汁を。」
『お前、わかった。オレも飲むぜ。最近、あまり調子が良くないんだ。シュウに聞きたい事を聞くまでは止まれねぇ。だから、オレも飲んで疲労をとる。』
『わかった！もう止めない！直ぐに用意してもらう！」
そう言って、リュウセイはハガネに戻りました。
（しかし、飲む事になるとはスーパーロボット大戦屈指の回復薬であると同時に味覚兵器であるクスハ汁を。）
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