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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第35話 調教
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「君が噂の火織くんか。この時間に愚弟を引っ張り出してくるとはたいしたものだ」
そう言って昼食の席で私に話しかけてきたのは一番上のお兄さん、ルヴァル・フェニックスさん。次期当主としてバリバリ領地経営してるらしいんだけど食事は必ず家族ととっているらしい。
今私はフェニックス家の面々と一緒に食事をとってるのよ。最初は流石に遠慮したんだけど、無理に来てもらったお客さんなんだからと同席させられた。ちなみに私の隣にはグレイフィアさんが座っている。彼女ももちろん最初は断ったんだけど、フェニックスからしたらさすがに彼女をメイドとしては扱えないみたい。実際魔王の奥さんだしね。最後はグレイフィアさんが折れたって感じだった。
で、私の前にライザー、グレイフィアさんの前にルヴァルさん、ルヴァルさんの反対側のライザーの隣にレイヴェル、そして私達全員を見渡せる上座にフェニックス卿と奥方が座っていた。
「いえいえ、そんな事無いですよ」
「そこまで謙遜しなくていい。こいつには私も手を焼いていてね。近々家を出ることになるし、それまでに何とかならないかと思っていたところなのだよ。我が愚弟のこと、よろしく頼む」
「はい、私もどこまで出来るか分かりませんが、出来る事をしようと思います。最大限努力はしますよ」
「うむ、頼もしいな」
私たちはお互いにこやかに会話をしている……けどなんでだろう? フェニックス卿と奥方は若干顔が青い気がするしレイヴェルは……なんかビクビクしてる気がする。どうしたんだろ? そしてそんな中ライザーはと言うと
「チッ」
「……」
ズバンッ!
「〜〜っ!?」
「ライザー様、お食事中に舌打ちはいけませんよ?」
ライザーが舌打ちをしたので取り敢えず舌を切り落としてみた。まあすぐに回復するけど痛みはあるみたいで口を抑えて悶絶してるわね。腕とか足はもう痛みに慣れてるだろうけど舌単体が切り落とされるのは新鮮だったみたい。
「……」
そんな私達をルヴァルさんは信じられないものを見るような目で見ていた。さすがに今のはショッキングだったかな?
「何しやがる!?」
そしてライザーはバンッ! と机を叩いて立ち上がったので私はすかさず
ズバンッ!
ライザーの両足を切り落としそのまま席に座らせた。
「ライザー様、食事中に食卓を叩いてはいけません。それから立ち上がるのもマナー違反ですよ?」
「というかお前はどうやって向かいの席に座っておきながら俺の足を斬り落とした!? 風でも操ってるのか!?」
「何かと思えばそんなことですか。私の剣速は目に見えないほど速く、一瞬と言われる内に相手を7回殺すことが出来るほどです。向かいの席の人の足を気付かれずに斬り落
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