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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第31話 修行メニュー
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2 平均的人間
1 アーシア・アルジェント
0.5 ネコ
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予想通り、某筋肉達磨の頭の悪そうな強さ早見表だったわね。まあ皆の強さは大体合ってるからいいかな?
「龍巳ちゃん、これが私達の今の強さなのですか?」
「そう、これはただ単純に戦闘能力のみを数値化したもの。だから相性によってはひっくり返る。でもだいたいこんなもの」
「……まあ私の見る限り妥当だと思うわ。でも間に変なものが混ざってないかしら」
「ん、これは形式美というもの」
そう言った龍巳の隣でも白音がうんうんと頷いてるわね。
「っていうか俺は部長たちが戦車より圧倒的に強いって点に驚きなんだが。それに比べて俺は……分かっちゃいたけど本当に人間に毛が生えた程度だな」
あ、イッセーが落ち込みだした。
「イッセーさんはまだいいじゃないですか。私なんて悪魔なのに人間さんより弱いです……」
その隣ではアーシアまで落ち込み出しちゃったわね。一応フォローしておきましょうか
「アーシアは落ち込む必要ないわよ。あなたの持つ
聖母の微笑
(
トワイライト・ヒーリング
)
は戦闘力を補って余るほどなんだから。無理に戦闘力を伸ばす必要はないわ。それにイッセー、あなたのこの数値もそこまで気にする必要はないわよ。これは素のイッセーの戦闘能力なんだから。でしょ、龍巳?」
「え?」
「そう、これ、
赤龍帝の籠手
(
ブーステッド・ギア
)
を使わないイッセーの強さ。
赤龍帝の籠手
(
ブーステッド・ギア
)
使ったらこの数値が倍加する。30秒力溜めれば数値上はレイナーレと同等」
「な、なるほど、そうなのか。そういやレイナーレも数値は平均的下級悪魔よりかは結構高いんだな」
「まあ私は昔から光力だけは他の下級堕天使に比べたら強かったから……。でもこの表見せられたらあまり喜べないわよ」
「だよな。朱乃さんや木場は同じ下級悪魔とは思えないぜ」
「まあ僕たちは悪魔になって長いからこれまで幾つか実戦もこなしてるし、少しは修行とかもしてきたしね」
「そうですわね。それに私は……」
「? どうしたんですか朱乃さん?」
「い、いえ。なんでもありませんわ」
「?」
朱乃さんが急に言葉を濁らせたわね。イッセーたちは朱乃さんの態度を不審がってるけど……大方父親のことを思い出させちゃったか
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