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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第31話 修行メニュー
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けど……一体あの中他には何が入ってるんだろう?
そして龍巳はそのホワイトボードを私達の所まで持ってきて、
横
(
・
)
ではなく
縦
(
・
)
方向に立てると上から何やら数字と名称を書き始めた。……ってこれってまさか?
「ん、書くこと多い。白音、手伝って」
「はい、……でも書くのはいいですけど一体何を書いて…………あ、そういうことですか、分かりました。私は下から書いていきますね。一番下の基準はアーシア先輩ですか?」
「ん、そう。その下の半分のとこに猫」
「分かりました」
そう言って白音もホワイトボードに書き始めた。そして書き上がってるのを見てると……私の想像通りのものが出来つつあるわね。それを見て黒姉はまた笑いをこらえてるし元ネタが分かるイッセーは私同様頭を抱えてるわね。他の元ネタが分からない皆は引き続きポカンとした表情で……ってなぜかレイナーレまで頭抱えてる? え、もしかしてこれがなんだか分かるの!? ……そういえば龍巳と白音の熱心な布教でレイナーレとアーシアもその道に引きずり込まれつつあるってイッセーが言ってたっけ。じゃあアーシアも……ってこっちは分かってなさそうね。レイナーレのほうが染まっちゃってるのかしら?
そして数分後、龍巳と白音は時々相談しつつホワイトボードにそれを書き上げた。そこには私の想像した通りのものが少し形を変えて存在していた。
「ん、完成。これが皆の強さ」
そこにはこんなふうに書かれていた。
―――――――――――――――――――――――――――
8000 グレイフィア・ルキフグス
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