第十話 激戦!ファントム七重の塔
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力を爆発させ大地に向かって構えるトウゴの反応を見た力達は・・・
「ようっし次行くぞ次!」
「ちょっと待て爺さん!」
「男女関係のもつれ何て当人同士でやれ!!」
そう言って大地をその場に残してさっさと上の階に行く力達。
するとトウゴの拳が大地に襲い掛かった。大地は咄嗟にガードするがトウゴの拳は骨に痛みが走るほどの威力だった。
(ただの一直線男じゃねえってことか!?)
するとトウゴは・・・
「トルネードキャノン!」
魔力の球を作り上げ大地に向かって投げるが咄嗟に避けた大地は自身の弓を取り出し魔力で矢を形成するとトウゴに向かって連射し始めた。
「い!?」
奇襲に驚いたトウゴは全て避けると・・・
「貴様!飛び道具とは卑怯だぞ!!」
「じゃ!貴様のさっきの技は一体何なんだ!!?」
と言うような言い合いを始めた。
更にしょうも無い会話は続いた。
「貴様・・・スバルさんに『行ってきます』と『おかえりなさい』と『おやすみ』のチューをさせてるみたいじゃないか!この不埒ものめ!!」
「させるか!妙な誤解してるんじゃねえ!!」
実は楓がスバルに「大地はチューしないと激怒する」といった大ぼらを吹きスバルがそれを真に受けてしまった為やられそうになるのだが毎度毎度拒否する純情少年の大地ちゃん。
スバル曰く「大地は弟みたいなもんだし♪」程度にしか思っていないらしい。
尚、大将の如く邪神化した大地が余計な事を言った楓を粛正したのは言うまでもない。
とりあえずくだらない争いが放っておいて2階についた力達。
何やらいかにもと言うようなお墓が並んでいた。
「気味悪いな」
「俺殴って倒れる幽霊じゃないとダメなんだよ・・・」
周囲を見回す力にしがみ付くサイモン。
すると飛鳥は・・・
「大丈夫よ・・・そういう時は此処にいる坊さんに頼めばいいから」
「だから俺は坊主じゃねぇって」
と言い合いを続けていると突然お墓が揺れ出したと思えば・・・中からゾンビが飛び出した。
「ホラー映画かよ!?北斗!何とかしろ!」
「クリーチャーに効くのか?・・・」
取りあえず北斗が経文を唱えてみるが案の定、効かない。
すると北斗は諦めて気功銃取り出しゾンビに向かって放つとゾンビの頭が破壊されて中から機械が見えた。
「なんだ・・・ロボットかよ」
肩を落とす力だがお墓の中から次々と出てくるロボットゾンビの数々に北斗は・・・
「てめえら先行け・・・」
「へ?良いのか?」
「こういうのの相手は坊さんなんだろ?・・・それにさっさと終わらせてとっとと帰る」
面倒臭くなったのかここに残ってゾンビ達を引き受ける事
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