任務【「高雄」型重巡姉妹の一番艦と二番艦におっぱいで奉仕させよ!】
第02話
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。
その間まったくもって息ができない俺は、意識がだんだんと薄れていく。
高雄がなんだか凄いことを言っていた気がするが……だが、もう何も考えられないくらいに意識がもうろうとして……
「………………に、二の轍は踏まああああああああああんッ!」
俺はごくんッと母乳汁を飲み下し、がばぁッと立ち上がった。
もう気を失くのはイヤだ。
気が付いたら知ってる天井だったとか、もうイヤだ。
「ふぅー、ふぅー、ふぅー、こんな中途半端なとこで轟沈なんてしてられるかぁ」
俺は全身を母乳汁だらけにしながら、歯を食い縛って仁王立ちしている。
そんないきりたっている俺に高雄はすり寄ってきて、絶頂後の気だるさに目をとろけさせながら俺に質問をする。
「提督ぅ……私と愛宕のおっぱい、どちらがよかったですかぁ?」
俺は足元にいる高雄を見下ろす。
高雄は熱い気持ちを込めて俺を見上げている。
高雄の目が「高雄だよ」と言って欲しいと、俺に訴えかけている。
高雄の目が「高雄だけだよ」と言って欲しいと、俺に迫っている。
そんな目で見つめられたら……そんな熱い目で見つめられたら……
「高雄……」
俺は膝を折って片膝をつき、高雄の顔をクイッと上げた。
そして唇を重ねて、深く、熱く、長い、情熱のこもった熱すぎるキスをする。
たくさん舌を絡ませ、たくさん互いの口の中を舐め合い、たくさん互いのだ液を飲み込んだ。
そして俺は静かに唇を離し、数センチと離れていない距離で高雄を見つめながら、自分の気持ちを口にする。
「高雄、俺……高雄のことが……」
「ぱんぱかぱーんっ!」
背後からド派手にファンファーレが流れ、俺はフリーズしてしまう。
俺の頭の中がブルースクリーン状態である。
振り返れば、そこにはきっと……愛宕がいる。
だからこそ振り返れない。
振り返ったらきっと俺は……
だって俺……背中に……うじゅうじゅッとした真っ黒い蛇みたいな邪悪なオーラを感じるし……
絶対に振り返るなと、俺の身体が警告してるし……
「て・い・と・くぅ」
愛宕が甘い声で俺を呼ぶ。
しかしその声にははっきりと、薄暗い気持ちが混じっている。
まずい、これはまずい。
俺は頭の電源を一度落として、再起動をかける。
そしてゆっくりと、恐る恐る後ろを振り返る。
「うふッ、提督ったら意外と聞かん坊なのですね」
笑顔で俺に話しかける愛宕。
しかし笑顔であること以外は、もはや臨戦態勢が整っている状態であった。
いまにも砲雷撃戦用意! な勢いである。
俺はたまらず高雄の方に向き直る。
すると高雄も、臨戦態勢完了な砲雷撃戦用意! な状態であった。
俺は高雄と愛宕の
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