暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンラインー神速の剣士
第四話
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は秘密よ!」

それぞれが立ち上がりアクセルさんが苦笑して私に話しかける。仲間の人も同じように笑っていた。

「見つけたのだって偶然で、運が良かったからですよ」

私とアクセルさんが話し、シリカはジンさんたちと話していた。……なぜか私のコートの袖を握りながら。
リズは未だ頭をさすっている。私は再び彼に話しかけた。

「アクセルさんたちはどうしてこちらの方に?」
「さっきデューイが帰ろうとした時にここに行くべきとか言い出してさ、こいつの勘は良く当たるから来てみたら扉が開いててビックリ!それで閉まろうとしたから急いで中に入って君らに合流っという感じかな」
「へぇ、デューイさんって不思議な人なんですね」
「あぁ、あんま喋んないがスゲーいいやつだし勘がハンパない」

私は無口でぽつんとたっている彼を見た。

「それでですね、いざ頼んだらコーヒーの上にクリームが乗ってるだけだったので『どこにウインナーがあるんですか?』って聞いたらその人とブラウさんが大笑いしたんです。ひどくないですか?」
「アッハッハッハ、シリカちゃん可愛いッスね。」
「うん、癒される」
「もう!ジンさんたちまで笑わないでくださいよ!!」

と横でシリカとジンさんとレノさんが楽しそうに話していた。
いつの間にかジンさんはシリカのことをちゃん付けで呼んでるし。
おそらく話の内容は、以前シリカが大人ぶって私とキリトの前でコーヒーが飲めると言ったので、私が現実と同じコーヒーのが味がする場所へ連れて行き、メニューにあったウインナーコーヒーにシリカが興味を持ったので注文をした。
商品が来たときのシリカの可愛い話を語っているのだろう。
あとから聞いたが私が思っていた通りで、シリカはウインナーコーヒーがウインナーがコーヒーの中に入っているおもしろい飲み物だと思っていたそうだ。
ついでにコーヒーは一応全部のんではいたが、クリームで甘くなったとはいえ苦いのを我慢してますって顔に書いてあり、飲み慣れてない感と一生懸命な姿にほんわかと優しい気持ちになりました。
閑話休題――
それにしてもあのシリカが仲良く話すとはジンさんたちは、よほど親しみやすい人なんだろうな。

「ねぇブラウ、そろそろ行きましょ」
「あうゎ、髪引っ張んないでよリズ。シリカ、そろそろいこっか」
「はーい。あっ、ジンさんたちも同じクエストしてるんなら……」
「いや、俺たちはいいよ。扉開けたのは君たちなんだ」
「そうそう。それにかわいい子たちには優しくしないとね」
「レイヴンはいっつもそれだな」
「しかし報われないのがむなしいッス」
「ほっとけ!!」

するとデューイさんがレイヴンさんの肩に手を起き、グッとサムズアップした。

「デューイもかよ……」

みんなが笑い出し良い
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