暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第26話 GETだぜ!
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れまた可愛い……!?」

 あれ? ザトゥージさんいきなり真っ青になったにゃん? ……ってまさか

「おいおいこれは一体どういうこった!? なんでこいつがここにいる!? 一体どうやって(ウロ)b「「「「ダメ!!」」」」……!?」

 私たちは慌ててザトゥージさんの口を塞いだにゃ。まさか気配遮断を行ってるのに龍巳の正体に気付くとは思ってなかったにゃん。

「ザトゥージさん、あなた龍巳の正体が分かるんですか?」

 口から手を離すと火織がザトゥージさんに聞いたにゃ。

「あ、ああ。昔一度だけ遠目に見たことがあるんだぜぃ。当時は今よりもっと幼かったがその容姿は忘れないんだぜぃ? っていうか龍巳って、もしかして名前を変えたのか?」

 なるほど、龍巳の姿を見たことがあったから分かったのかにゃん。

「ザトゥージさん、龍巳がなんていうドラゴンだか分かるの? この娘達何回聞いても教えてくれないのよ」

「あ〜、この娘たちが隠してるんなら俺の口からは言えないんだぜぃ。ただ言えるとすればこいつは存在自体が凄まじいんだぜぃ」

 よかった、黙っててくれたにゃん。正体を明かせば無用な混乱が生まれそうだからおいそれと明かせないにゃん。

「黙っててくれてありがとうございます、ザトゥージさん」

「な〜に、いいってことよ。ここにいるってことは何かしらの事情があるんだろうし、おいそれと明かしていい正体じゃないってことも理解できるんだぜぃ? それに……」

 にゃ? ザトゥージさんが龍巳の顔を覗き込んだ?

「いい目をするようになったんだぜぃ? 昔見た時は何も無い空っぽな目をしてた。今は幸せそうな目をしてるんだぜぃ? 昔の姿からは想像できないくらいだぜぃ?」

 そう言われると龍巳は普段なかなか見れない満面の笑顔で答えたにゃん。

「ん、我今すごい幸せ。家族ができたから」







 その後部長たちからもう何度目になるか分からない追求をされたんだけど、今回もなんとか最後まではぐらかしたにゃん。正直話していいのか私達には判断がつかないにゃん。……これはお父さんとお母さんが帰ってきたら相談したほうがいいかにゃん?

「さて、話が逸れちまったが今日はそっちの金髪のかわい子ちゃんの使い魔をゲットしに来たんだったな? 君はどんな使い魔がご所望かな? 強いの? 速いの? それとも毒持ちとか?」

「あの、出来れば可愛い使い魔なんかがいいんですが……」

 何というかアーシアらしい選び方にゃん。ってあれ? なんでそこでレイナーレが前に出るにゃん?

「それもいいけどなるべく強い使い魔をこの娘に付けてくれないかしら? この娘戦うことが出来ないからいざというときはこの娘を守ってくれるような」


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