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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第26話 GETだぜ!
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わ」

 そう言った朱乃さんの足元には……鬼? いや、大きさ的には小鬼か?

「僕のはこれだよ」

 そう言う木場の肩には小鳥がとまっていた。

「あの、それでその使い魔はどこに行けば手に入るのでしょう?」

 この中で唯一使い魔を持っていないアーシアが部長に聞いた。

「ふふ、心配しなくても大丈夫よ。これから皆でアーシアの使い魔をゲットしに行きましょう」

 そう言って部長と朱乃さんは魔法陣の準備を始めた。







   ☆







 今私たちは魔法陣を介して悪魔が使役する使い魔がたくさん住み着いてるらしい森に来ているにゃん。確かに周りにはいっぱいの気配がするにゃん。そして私達の目の前には

「俺の名前はマダラタウンのザトゥージ! 使い魔のことならなんでもござれ、人呼んで使い魔マスターだぜぃ!」

 ……龍巳と白音が好きなアニメでこんな人いなかったかにゃ?

「ザトゥージさん、今回もお願いするわ」

「お久しぶりなんだぜぃリアス姫。一気に眷属が増えたみたいで何よりだぜぃ。この子たちに使い魔をゲットさせればいいのかな?」

「いえ、実は少々事情があってこのアーシア以外の子はもう使い魔を持っているのよ」

「ほう? それはなかなか優秀なんだぜぃ。 へい! そこの少年! お前はどんな使い魔をゲットしたんだぜぃ?」

「えぇと、俺が使い魔にしたのは彼女です」

 そう言ってイッセーはレイナーレをザトゥージさんに紹介したにゃん

「……どうも」

「……おいおい少年。こいつは堕天使じゃないかぃ。俺も長年いろんな使い魔を見てきたが堕天使を使い魔にした悪魔は初めて見るぜぃ。一体どうやった?」

「あ〜、そこはいろいろ事情がありまして……」

「まあ深くは聞かないぜぃ。ここにいるってことは上にもちゃんと通してあるみたいだしな。だがな少年、あまり他の悪魔には言いふらさないほうがいいかもだぜぃ? 無用な争いを生む可能性がある」

「はい」

 この人言動と格好はふざけてるけど意外としっかりしてるにゃん。

「じゃあ次にそっちのかわい子ちゃんたちは……その肩に乗ってる子猫ちゃんたちでいいのかな?」

「はい、そうです」

「そうにゃん」

「そっちの2人はその耳と尻尾から判断して元猫又かなん? なるほど、元猫又なら使い魔に猫は相性抜群だぜぃ! 使い魔は主人との相性も大事だからな!」

 そう言うと今度は火織の方を向いたにゃん。

「それじゃあ最後にそこのポニーテールのかわい子ちゃん。君は一体何を使い魔にしたのかな?」

「私はこの娘です。今は仮ですけど」

 そう言って今度は龍巳を彼の前に出したにゃん。

「ほう、こ
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