マクロスF
0700話
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セルに食わせて貰った中華まんには遠く及ばないな」
マグロまんや中華料理を食べつつ愚痴るオズマだが……
「それはしょうがないだろ。天然物の食材を自由に使える世界の食事と、限られた空間で船団内の食材をやり繰りしている世界だ。差がありすぎる」
「ま、分かっちゃいるんだけどな。……言っておくが、お前は絶対に酒を飲むなよ。酔っ払って変な真似をされちゃ俺でも庇いきれないからな」
「分かってるよ。それに元々俺の味覚だとアルコールは美味いと感じないしな。それよりは食べる方に専念させて貰うさ」
そういい、マグロまんを次から次に口へと入れていく俺に、オズマは呆れた様な表情を浮かべる。
「にしても、よくそこまで食えるよな。お前の胃袋は底なしか?」
「元々大食いだったしな。こういう時に食べられるだけ食べておくのが正しいだろ?」
実際には胃の中に入った途端に分解されて魔力へと変換されている。それ故に幾らでも食べる事が可能だというのが正しいのだが。
「このままバジュラが襲ってこなければ色々と助かるんだがな」
「それは無理だろ」
オズマのしみじみとした呟きにそう返し、テーブルの上に乗っている皿へと箸を伸ばすのだった。
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