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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第434話】
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二永久機関の体を成すため、特殊なエネルギーサーキットが構築されてるの、まるでメビウスの輪の様にね」
コアに触れる母さん、触れたコアは僅かに光を放っていた。
「……他だと、コアの材質が特殊なレアメタルと、特殊な製造法で出来てるって事しかわからないわねぇー。 ……あまり知りたくは無いわねぇ、お母さんは。 PPSのコア・エネルギー体とは違うみたいだし……」
知りたくは無いというのは、ISコアに意識があって美春という存在を見たからだろうか?
……まあ確かに、下手に知りたくない気持ちもわからなくはないな、これが。
あまりコアに関して色々突っ込んでも仕方ないため、今度はイザナギの話題へ切り替えた。
「母さん、何で学園倉庫にあったイザナギがここに運ばれてきたんだ?」
「ん? ……うふふ、とりあえずこの機体の完成も含めて運んだのよぉ。 ……この子、一応ヒルトの新しい機体にって思って」
「え?」
俺の専用機――だが、俺は既に学園側から用意されている打鉄が――雅がいる。
今さら雅が居るのに、新しい機体を受理したいという気持ちは湧かない、その思いを、俺は母さんに告げる。
「……母さん、有り難いけどさ……。 俺には今打鉄がある、学園側から用意されてまだ乗った期間が短いとはいえ紛れもなく俺の専用機だ。 それを捨てて新しい機体って事は俺には……」
「……分かってるわよぉ。 ヒルトがそう言うのは、お母さんには分かってたわ。 幾ら乗っていた期間が短くても、貴方の今の機体は打鉄ですものね」
ニコッと笑顔でそう告げる、せっかく用意してくれていたのだが、やはり雅から乗り換えるのは――と、雅が俺に語りかけてきた。
『……主君、良かったのか? む、無論私は主君が私を選んでくれた事は嬉しい。 ……だが私は、主君に専用改良されたとはいえ、所詮量産型の打鉄……。 主君の事を考えると、やはりここは――』
『……お前で良いんだよ。 雅が俺の事を考えてくれるのは有り難いが、俺は雅が良いんだ。 ……それとも、雅は俺と離れたいのか?』
『……!? そ、そんな訳無いっ! わ、私は……主君をお慕いしてます。 ……だから、主君とはいつまでも共に居たい……のだ』
最後は掠れ気味の声だが、自分の主張をいった雅、頭を撫でてあげたいが生憎とここは現実世界のため、それは叶わない。
『なら雅、俺に着いてこいよ。 雅が俺の専用機なんだから』
『主君……。 わ、わかったのだ』
短い返事でそう言う雅、だが声色は非常に嬉しそうに聞こえた。
「とりあえず、機体はこのまま置いておくわねぇ、まだ色々インストールもしないといけないしねぇ〜」
そう言
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