§59 叛旗の理由
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――――失敗。全く影響を及ぼせないまま、植物の更なる増殖を許すだけに終わる。
「敵の方が干渉力が強い、か」
少名毘古那神の権能は複数の効果だから、一つ一つの権能の性能は多少落ちる。が、それにしてもここまで一方的なのは珍しい。この分野は相手も得意なのだろう。
「発狂させる農耕神とな。なんじゃそら。……まぁいい。僕はコイツをなんとかする。恵那、ごめん任せる」
「うん。大丈夫だと思うけど、気を付けて」
恵那の言葉に返答はせず、軽く首肯。
「片目だからって、舐めないでよ?」
「神殺し、貴様の力を見せてみろ――!!」
聳え立つ巨神が、鳴動した。
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