楽しきかな狩猟生活
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ぁぁぁっ!」
純の言葉に激昂した蛇公は口から吐き出す炎をさらに強めた!いくらなんでもこのままじゃジリ貧だ!このバリアっぽいのもいつまで持つのか…!
「幸生、貴方は大人しくしていなさい…何の心配もいらないわ」
「そうですね〜♪」
「先輩!一葉さん!」
戸惑う俺の横にはエリーゼ先輩と一葉さんが立っていた、二人とも危機感を感じる事も無く普通にしているのだから凄いというか何と言うか…
「おやおや良いのかい?そんなに力を入れて炎を吐き出して…」
「けっ!俺の炎は尽きることなく体内で燃え続ける特別なもんなんだよ!このままてめぇらを蒸し焼きにするまで吐き続けてやるぜ!」
「蒸し焼きねぇ…これは警告だよ?あまり力を強めない方が良い…」
「ごちゃごちゃ五月蠅ぇんだよ糞餓鬼がぁっ!」
「警告はした…『機能切替』『機能:反射』」
純が何か呟くと俺達を護っていたバリアの色が変わった!そう思った瞬間俺達に向かって吐き出されていた奴の炎が勢いそのままで吐き出していた蛇公に直撃していた!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「悶え苦しみ焼き死ぬのは君みたいだね」
「す、すげぇ…」
今の純もだけどその前の杏ちゃんも当たり前のように化け物みたいなあいつを圧倒してたし…この二人が俺の仲間って…心強すぎるだろ!蛇公は自分の炎に身を焼かれ、巨体を地面に突っ伏したまま動かない
「うちが誇る攻守の要、『一騎当千の矛』宝生院杏と『絶対防御の盾』立川純…杏は魔力を持たない代わりに絶対的な身体能力を生かした体術を武器とした攻撃特化型の戦車、純は結界魔法において悪魔界では上級にも匹敵すると言われている天才、防御特化型の戦車よ」
「一騎当千に絶対防御って…」
「足りない部分をお互いに補い敵陣を制圧していくのがあの子達の得意とする戦術なの、攻撃で相手を圧倒する杏と防御で相手に焦燥感を与える純…二人が私の眷属として居並んだ事は運命としか思えないわ」
「確かに…」
「レーティングゲームは決闘では無いから、一対一でなければならないというルールは無いわ…だからこそ二人の協撃は大きな力となるのよ」
先輩は誇らしげに杏ちゃんと純の事を語る、まるで自慢の我が子を紹介するお母さんみたいだ、それだけ二人を愛してるって事なのかな?
「ふ、ふざけ、やがって…っ!」
「あいつ!まだ!」
力尽きたかと思っていた蛇公はゆっくりと巨体を起こし、鋭い眼光を俺達に向けている!まだ戦うつもりかよあいつ!
「一葉」
「は〜い♪」
「殺してやる…殺してやる…殺してやるぁぁぁぁっ!」
蛇公が大口を開けて先輩と一葉さんに迫る!鋭
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