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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第10話『告白』
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かしさが引かなくて、計佑はつい黙りこんでしまっていた。
チラリと雪姫を見る。
雪姫のほうは赤い顔でギュッと瞳を閉じたまま、唇をむにゅむにゅとしていた。
そんな雪姫の内心など露知らぬ計佑は、
──そんなに恥ずかしいこと言っちゃったのか俺……──
などとずれた事を考えつつ、改めて顔を熱くしていた。
──そうして、体感時間ではたっぷり三分ほどが経って。
ようやく落ち着いたらしい雪姫が口を開いた。
「……私さ……素直じゃないんだよね……」
雪姫は瞳を伏せていて。
「本当は臆病で、自信がなくて……」
半ば独り言のように語っている様子だったから、計佑は口を挟まなかった。
「今さら……性格が変えられるとは思えない。でも──」
そこで、雪姫が伏せていた目を上げて、計佑の目を見つめてきた。
「……でもせめて。計佑くんには素直でありたい」
「……はあ」
──先輩のオレへの態度って、奔放だし十分素直そうに見えてたんだけど。これ以上素直にって──
「好き」
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<10話のあとがき>
原作10〜14話は雪姫派には至高の宝物!!
(個人的には3〜4、6〜9話も最高なんですけどね)
という訳で、雪姫先輩のためにこんなん始めた身としては、この10話は特に気合いれないといけなかったんですが……
……なんかもう、盛る必要はなかった?
……というか、盛るとむしろテンポ悪くなった……?(-_-;)
(26話書き上げてみてからの追加コメント・うーん、書いた直後はテンポ悪くしちゃった気もして微妙だったけど。
今読み返してみると、そんなに悪くないような気もしてたり。……多分、後半は長い話ばっかりだったので、
この頃の短い話程度では全然冗長に感じないほど麻痺しちゃったからかもしれません?)
でもまあ僕は鈍い人間なので、一から十まで解説してくれるような読み物が好きなんです。
H2Oのはやみちゃんとかレンジマンが大好きなのも、
ヒロイン視点があってそこでヒロイン側の心理描写を詳しく描いてくれるからであって。
そういう訳で、他の方には蛇足もいいとこかもしれないんですけど、今回も色々と盛ってみましたm(__)m
ただし、雪姫の心の声は今までより少なく、を心がけたつもり。……あんま変わってないかもだけど(-_-;)
ラストの一言のインパクトのためには、それは大事かなぁと。
(入学式のシーンは別ですけどね。あれは過去だから問題ないかと)
という訳で、入学式のところはそれなりに盛って、改変してみました。
おかげで、計佑が入学式の時点で、既に雪姫を
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