暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第22話 終幕
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めるような毒を使ったわね。
しかし本当に一瞬で終わったわね。これなら火織たちを先に行かせず全員でここにいる連中を倒した後アーシアを救出に向かっても間に合ったんじゃないかしら?
「よし! ここは片付いたことだし私達もアーシアを助けに「行かないわよ」んにゃ!?」
「部長、見捨てる?」
「そういう訳じゃないわ。私だって早く助けに行きたいわよ。でもこいつらをこのまま放置するわけにもいかないでしょう? 生きている者全員捕縛して冥界に送るわ。全員縄で縛り上げるの。いいわね?」
「「ええ〜!?」」
ええ〜!? じゃない。そう言いたいのは私よ。私はあなた達の主なのにいい所全く無かったじゃない。
「あらあら、私結界を張った意味あったのでしょうか?」
それは言わないお約束よ朱乃。
そして私たちは倒れている連中を全員冥界に送った後教会にジャンプして聖堂に足を踏み入れたのだけれど……
「な、何、これ?」
聖堂の床には大きな穴が、尋常じゃないほど大きな穴が開いていた。いえ、切り取られていた? これって……
「これ絶対火織の仕業にゃん」
「うん、火織お姉ちゃん、床斬って地下行った。多分近道」
「あらあら、無茶しますわね」
無茶にも程があるでしょう!? 火織やもしかしたら白音も大丈夫かもしれないけれどここには祐斗やイッセー、それに下にはアーシアもいたのでしょう!? 大丈夫なのあの子達!?
「ま、ここにいても仕方ないし下に行ってみるにゃん」
「ん」
そして二人はピョンと飛び降りて行ってしまった。下はどうなってるのか分からないのに警戒心無さ過ぎじゃないかしら? しかも2人共翼も拡げすにそのまま普通に飛び降りたわよね?
「私達はどうします、部長?」
「ハァ……私達も行くわよ。下僕が普通に行って主が行かない訳にはいかないわ」
「はい部長。……これから苦労しそうですわね」
「まったくよ」
そして私たちは黒歌と龍巳を追って降りていった。落ちていったのではなくてよ? ちゃんと翼を拡げて降りましたからね?
そして地下まで降り立った私達が見たものは
「七閃!」
パキィィィィィィィィィィィィン!
堕天使の放った光の槍を砕いた火織と
「考え直しやがれ!!!」
アーシアを攫った堕天使を殴り飛ばすイッセーだったわ。
「ギャァァァァァァァァァァァァアアアアアア!!!!!」
そして堕天使は派手に吹き飛んで壁に激突、動かなくなったわね。
「ありがとうございます。イッセーさん」
「よく頑張ったわねイッセー。カッコ良かったわよ」
そしてイッセーは力を使い
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