暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
王と女王 B
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
、他に手段が、」
「だからどうした!」

そして、一輝がキレた。

「俺がききたいのは、そんなことじゃねえんだよ!お前はどう思ってるんだ!?」
「どうって、だから他に手段が・・・」
「方法があるかどうかじゃねえ!!」

そう、そこではない。
そんなことは、問題にすらしていない。

「俺が聞きたいのは、そんなどうでもいい(・・・・・・)事じゃねえ!正しい正しくないとか、どうでもいいんだよ!俺が聞きたいのは、お前がどう思ってるのかだ!」
「私が、どう・・・?」
「そうだ!出来るかどうかなんて、そんなもんは二の次でいいんだよ!方法がないなら創り出すだけだ!お前が心から望むなら、俺はそれを全力で手伝ってやる!そのための障害があるなら、全て撃ち破ってやる!俺は大切な人を守るために、力を手に入れたんだよ!」
「・・・そんなの、あんたの勝手な都合じゃない!」
「ああそうさ、俺の勝手な都合だよ!でもなぁ、お前が本心を言ってるかどうか位は分かる!だから俺は、お前に本心を聞いてるんだ!」

そして、一輝は一度息を吸い、

「お前はどうしたい!?答えろ、六実音央!!!!」

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ