仲間だろうが!
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そこは魔法開発局を追放された言わば、闇の魔法開発局。
ユウトはそこの実験材料だったらしいの。
それは毎日が地獄のような日々で、何人もの子供が死んでいったらしい。
そんな中、ユウトを含めた7人が魔力の底上げに成功したらしいの。
子供ながらこの国屈指の魔導士の魔力に匹敵する力を得たユウト達は反乱を起こした。
「で、俺達7人は魔法開発局を脱走した。」
ユウトの過去がそんなに壮絶だったなんて………。
「その時の7人で誓ったんだ。」
「誓ったって、何をだよ。」
「俺達は子供ながらこの力は危険だと分かっていた。だから俺達は″この先この力を悪いことには使わない。もし悪いことに使ったらそれに気づいた奴が止める″。そう誓い合った。そして散り散りとなった。」
みんな何も言えない。
当然だ。こんなに辛い過去をあたしたちは無理やり聞き出したんだ………。
ユウトの気持ちも考えずに………。
「私その話聞いたことあるよ…。」
「レビィ本当かよ!」
「うん。ある魔法開発局を脱走した、7人の子供たち。この子供たちはどれも一国を消せるほどの魔力の持ち主。だけど、誰もその存在、素性を知らない。本当に存在しているかも分からない、7人の子供たち。通称霧の魔導士達。」
「霧の魔導士達?聞いたことあるぞ。」
「ジュビア、都市伝説かと思ってました………。」
みんな驚いた顔をしている。
当たり前だ、霧の魔導士達の名前は誰もが一度は耳にしている。
「俺はその一人だ。一応な。」
「他に誰がいるんだよ。」
「霧の魔導士達は7人。つまりユウトが存在しているから他もいるって事なのね。」
「霧の魔導士達は俺以外に………」
キリベル・アヴローラ
レオン・バティス
レイカ・ナナミヤ
アヤノ・ミリティ
アイル・ヴィスト
ハジメ・ウィング
「この6人だ。」
「ちょっとまて………キリベルって言ったよな?」
「あいつも霧の魔導士達なのか!?」
「通りであの魔力、納得がいくな。」
そんな奴とあたしたちは会っていたの!!
よく無事で帰ってこれたわね…あたし。
「ふむ、大体
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