暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第19話 赤龍帝の逆鱗
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
!」
ギィィィィィィィィィン!!!
火織の言葉のすぐ後に火織は何かを刀で防いだ。
「あんまりチョーシこいたことしてくれてんじゃねーぞこのクソ悪魔が」
「フリード!?」
瓦礫の中から銃を構えたフリードが出てきた! あんな崩壊の中生きてたのかよ。
「イッセー、こいつの相手は私がするわ。あなたは白音と一緒にアーシアを」
「ククク、一人でどうにかなるとでも思ってるんですかね〜?」
その言葉とともに瓦礫の中から複数のはぐれ
悪魔祓い
(
エクソシスト
)
が出てきやがった。こいつら元から地下にいた連中か?
「……こいつらを潰す意味も兼ねて天井崩したのにすぐに復活してくるなんて予想外ね。儀式場には手練を残していたということかな。これは私のミスね。イッセー、早く行きなさい」
「ま、待てよ火織!? この人数を一人で相手にするつもりかよ!?」
「優先順位を考えなさい。このまま儀式を続けられたらアーシアが手遅れになるわよ。それに……誰が一人なのかしら?」
……え?
「ぐぇ!?」
「ぎゃ!!」
火織の言葉とともに一番後ろのはぐれ
悪魔祓い
(
エクソシスト
)
が倒れ、そこには
「正直土埃ひとつ付けずにここまで降りてきた火織さんの剣技には嫉妬を覚えるよ」
服がところどころ破け、土埃で汚れた木場がいた。……改めて思うけど木場って不運の星の下に生まれたんじゃないだろうか? 俺イケメン嫌いなはずなのにあいつには同情しか感じないよ。
「さて、ここは僕と火織さんが相手をするよ。君は早くアーシアさんを」
「……2人共、無事でいろよ!!」
俺は一直線に白音ちゃんと一緒にアーシアの捕らえられている祭儀場へと向かった。
「行かせると思ってんのか!?」
「思ってるわよ!!」
後ろから戦闘の始まる音がするけど今は前のみを見る。信じてるぞ火織!!
「クッ! 邪魔をするな!!」
「させません!」
天野さんが羽をはばたかせて飛び上がりつつ光の槍を投げつけてくるけど白音ちゃんが横殴りですべての槍を叩き折ってる。光は俺達悪魔にとって猛毒のはずなんだけど白音ちゃんはモノともしていない。これが
戦車
(
ルーク
)
の防御力なのか?
「お兄ちゃんは早くアーシアさんを開放してください。開放されれば儀式の術式を止められるはずです」
「分かった!」
急いでアーシアの元まで駆けつける。アーシアは白いワンピースのようなものに着替えさせられた上で鎖で十字架にがんじがらめにされていた。
「イッセーさん」
「もう大丈夫だぞアーシア! 今助けるからな!」
俺はすぐに鎖の結び目、もしくは固定して繋ぎあわせてる所を探すけど……無い!?
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ