暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第16話 聖人少女と堕ちた聖女
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のオブジェみたいになっていただくでやんすのよ!」
「え? い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「可愛い悲鳴ありがとうございます! この手の死体初めてだっけ? ならちゃ〜んと見ておけよ! これが俺らの仕事! 悪魔くんに魅入られたダメ人間はそうやって死んでもらうんだからなぁ」
「……そ、そんな……」
「と、まあ新人シスターの教育が済んだところで続きと行きましょうかねえ!!」
くっ! 新しい光の剣を取り出してまた斬りかかってきやがった! いつまでも龍巳に任せるってのも……って!?
「……おいおい、マジですかー。アーシアたん、キミ何してるか分かってんの?」
「……はい。フリード神父、お願いです。この方々をどうかお見逃しを」
アーシアが俺達の前に出てかばってくれた。
「もう嫌です。悪魔に魅入られたと言って人間を裁いたり、悪魔を殺したりなんてそんなの間違ってます!」
「はぁァァァァァァァァァあああああああああああああ!? バカ言ってんじゃねぇよこのクソビッチが! 悪魔は殺すもんだって教会で習っただろうがぁ! 頭にウジでも湧いちゃいましたか、あぁ!?」
「悪魔でいい人だっています!」
「いねぇよバァァァァァァァァァァァカ!!」
「私も以前はそう思っていました! でもイッセーさんたちは良い人です! 悪魔でも良い人だということに関係はありません! それにこんなの主が許すはずが……!」
俺が悪魔だということと、死体を見たことでショックを受けたであろうアーシアはそれでも神父を説得していた。なんて強い精神をしてるんだ。それに会って間もない俺をここまで信用してくれて、正直めちゃくちゃ嬉しい。……でも言いすぎだ! そいつはまともじゃない! これ以上食って掛かったら……!
「ああもう、うざったいんだよこのクソあまがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「させない」
「ぐえっ!?」
とうとう堪忍袋の緒が切れた神父はアーシアに殴りかかるけどその前に龍巳が神父を弾き飛ばした。
「アーシア! 大丈夫か!?」
「は、はい。私は大丈夫ですイッセーさん」
「アーシアも我の後ろに。ここ危ない。我が守る」
「で、でも……」
「大丈夫。任せる」
「は、はい」
そう言ってアーシアも龍巳の後ろ、俺の傍までやってきた。しかしこの状況どうすればいいんだ!? さすがにアーシアの見ている前で殺しなんてさせたくないし第一龍巳に殺しをさせたくない。でもこのままじゃこの危機を脱せない!
「OKOK、分かりましたよ糞野郎ども。堕天使の姉さんにそのあまは殺すなって言われてるけどもう知らね。てめぇらまとめてぶっ殺してやんよ!!」
そう言って神父は再度斬りかかってきた。そして
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