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偽りだらけの世界
第七話  英国代表候補生
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ーと」

クラス中が笑いに包まれた。一夏、お前はすごいわ。

「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」「男が女よりも強かったのって、大昔の話だよ?」

数十年前のことであって、大昔ではないよ。

「・・・・・・じゃあ、ハンデはいい」
「織斑くん、それは代表候補生を舐めすぎだよー」

うん、そこの女子の言ってることは正しいが、一夏は『男に二言はない』みたいなこと思ってるんだろうな・・・

「話はまとまったな。それでは勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑とオルコット、渡部はそれぞれ準備しておくように」
「えー、私もですか?」
「お前も他薦されただろう。それでは授業を始める」

マジかー。面倒だけど、負けるのは嫌だからなあ・・・。いっちょやりますか。





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