第七話 英国代表候補生
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くしだけと聞きましたが?」
「女子ではってオチじゃないのか?」
「あなた!あなたも教官を倒したって言うの!?」
「お、落ち着けよ。な?」
「こ、これが落ち着いていられ--」
キーンコーンカーンコーン
おお、見事なタイミングだな。
「っ・・・。またあとで来ますわ!逃げないことね!よくって!?」
そう言ってセシリアは自分の席に戻って行った。
「じゃ、じゃあ、私ももう行くね」
「ああ」
「それではこの時間は実戦で使用する各種装備の特性について説明する。ああ、その前にクラス代表を決めなければな」
千冬さん、ふと思い出したように言ったけど、結構大事なことでしょ・・・
クラス代表か面倒そうだな、俺はやんないよ。
「クラス代表は対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席・・・・・・まあ、クラス長だな。一度決まると一年間変更しないからそのつもりで」
うん、絶対やらない。
「はいっ。織斑くんがいいを推薦します」「私もそれがいいと思います」「私も!」
「お、俺!?俺はそんなのやらな--」
「他薦されたものに拒否権はない」
「そ、そんなー・・・」
あ、一夏と目が合っちゃった・・・。
「じゃあ、俺はイバを推薦します」
はあ、そう来ると思ったよ。
「いやいや、一夏、ちょっと--」
「待ってください!そのような選出は認められません!まして、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!」
俺が話してる最中なんだが・・・
それに、俺は今は女としているんだが・・・
俺のことは見えてないのかな?
「わたくしにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然」
なら、なんで自薦しなかったんだ?
「わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
サーカスか・・・面白いことを言うな。
「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で--」
「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
一夏、やっちゃったって顔してるけど、もう遅いよ。
「あっ、あっ、あなたねえ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」
いやいや、初めに侮辱したのは誰かな?
「決闘ですわ!」
「おう。いいぜ。四の五の言うより分かりやすい」
「わざと負けたりしたらわたくしの小間使い--いえ、奴隷にしますわよ」
「侮るなよ。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない。 それで、ハンデはどのくらいつける?」
「あら、早速お願いかしら?」
「いや、俺がどのくらいハンデをつけたらいいのかな
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