暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第14話 悪魔のお仕事
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のもとに転移したんじゃないの!?

「イッセー」

「はい」

 部長が困り顔で話しかけてくる。

「残念だけどジャンプできないみたい。子供の魔力でも魔法陣ジャンプは出来るんだけど……」

 え!? それってもしかして……

「ぷっ! にゃはははは! こ、子供以下の魔力って! イッセーひどすぎにゃ!」

「……無様」

「……」

「(原作と違って剣道やって体力もあるからジャンプぐらいは出来ると思ったんだけどな……)」

 黒歌姉そんなに笑うなよ! そして白音ちゃん! ボソッといってもしっかり聞こえてるからね!? 龍巳も顔真っ赤にして笑うの耐えるなよ! 肩震えてるし笑われるより地味にくるよ! そして火織! そんな可哀想なものを見るような目で見ないでくれ! 地味に一番つらい!

「あらあら部長、どうしましょう?」

「……依頼者を待たせる訳にもいかないわ。イッセー」

「はい!」

「前代未聞だけれど、現地へは足で行ってちょうだい」

「足!?」

「ええ、魔力がないならしょうがないわ。チラシ配りと同様に行って来なさい」

「チャリで行けってことですか!? そんな悪魔が存在しちゃっていいんですか!?」

ズビシッ!!!!

 って無言で指差すなよ神裂シスターズ! そんなに俺をいじめて楽しいか!?

「ええ、楽しいにゃん」

「勝手に俺の心を読むな〜〜〜!!!」

「ほら行ってきなさい! 悪魔の仕事は契約を取ってくることよ! 人間をまたせてはダメ!」

「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!! いってきますぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

「龍巳、またお願いしていい?」

「ん、我も行ってくる」

「何かあったらすぐ知らせるにゃん」

「ん」

 ちくしょう! また龍巳を後ろ乗っけてチャリ漕ぎかよ!? こんなんでほんとに上級悪魔になれるのか!?







 30分ほどチャリを漕いでようやく依頼者のいるマンションに着いた。

ピンポ〜〜〜〜〜〜〜〜ン

『開いてますにょ。どうぞにょ』

 ……にょ? 何だにょって? しかも今の声めっちゃ野太い男の声だったぞ?

 とにかくこうしてても仕方ないので覚悟を決めて扉を開けるとそこには……猫耳にゴスロリを着た筋骨隆々の漢がいた。いや何を言ってるか分からないと思うけど俺も何言ってるのか分からない! 何このありえない変態!?

「いらっしゃいにょ。ミルたんだに゛ょ〜〜〜〜!?」

 っていきなり変態が吹っ飛んだ〜〜〜〜!? 後ろを見ると龍巳が俺の背後に隠れながら手を変態に向けて突き出していた! 何!? 出会い頭に攻撃したの!? そんなに怖かったのか!? よく見ると若干震えてるし目を見ると
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