暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
全国10カ所の妖気
東方変形葉44話「黒き星の妖怪」
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は対照的にとても明るい光線が俺の横を通り過ぎ、黒い光線を相殺した。
「よう!帰ってたのか!」
魔理沙だった。
「ああ、一旦ね。」
お互いにっこりと微笑む。光線をむちゃくちゃに飛ばしてきたので、すぐに避けた。
なかなか近づけない。しかし近づきすぎると危ない。なんとか空間移動で黒い物体の中に入れないだろうか。
黒い光線はだんだんと早くなっていく。まずい!

神槍「スピア・ザ・グングニル」

禁忌「レーヴァテイン」

今度は紅い槍と炎の剣が黒い光線を相殺していく。振り返ると、スカーレット姉妹がいた。
一瞬、今昼なのにどうしてと言いかけたが、もう日は沈んでいると今初めて分かった。
「咲夜に聞いて日没に参上したわ!何やらおもしろいことになってるじゃない。」
「おにぃぃぃいいいいいちゃあぁああああああん!」
レミリアは胸を張ってそう言い、フランは思いっきり抱きついてきた。
「おっと。よしよし。」
フランの頭を撫で、若干揺らいでいた心が安らぐ。

断迷剣「迷津慈航斬」

「吸血鬼だけじゃないですよ!」
妖夢が刀を思いっきり振り下ろし、黒い物体に振り下ろした。
すると、ほんの若干だが、黒い物体は少しだけ揺らいだ。
「そうか!物理なら効くのか!ありがとう、妖夢!」
「い、いえ。これは幽々子様が指示してくださっ・・・あらもういない。」
急いで霊夢の元へ向かい、説明する。
「それで、物理のスペカは誰が唱えるの?これは一人のスペカでは簡単にはこじ開けられないわよ?」
さて、問題はそこだ、その物理のスペカだ。中に入るつもりの霊夢は使わないし、俺は物理系のスペカは持っていない。どうする?

符の壱「投擲の天岩戸」

要石「天地開闢プレス」

「お困りのようだね!」
「やってやろうじゃない!」
「萃香!天子!」

神具「洩矢の鉄の輪」

奇祭「目処梃子乱舞」

「あら?私たちもいるのよ?」
「我々神を忘れないでほしいねえ。」
「諏訪子!神奈子!」
皆が集まってきた。

超兵器「インドラの矢〜完成版〜」

「私もいるよ!」
「姫雪!永遠亭はもう大丈夫か?」」
「うん!」
姫雪はやわらかな笑顔で微笑む。人形たちがスキマで姫雪をここへ連れてきたようだ。
「じゃあみんな、行くわよ!」
「「「「「「「「スペルカード発動!」」」」」」」
天子の要石、萃香の突き、神奈子の御柱、諏訪子の鉄の輪、姫雪の光る矢、妖夢の素早い剣、レミリアの槍、フランの炎の剣。それらが黒い物体にぶつかる。
黒い物体はかなり揺らいでいる。しかし、もうひと押し欲しい。

廃線「ぶらり廃駅下車の旅」

スキマがあちらこちらから開き、そこから電車がたくさん走って行く。間違いない、紫のスペルカードだ。
と、そのとき
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ