暁 〜小説投稿サイト〜
偽りだらけの世界
第五話  自己紹介
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
や、千冬姉、俺はー」

パァンッ!
一夏くん、本日三度目。でも、今の言葉はまずいね。

「織斑先生と呼べ」
「・・・はい、織斑先生」

たぶん二人が姉弟なのがバレたね。

「え・・・? 織斑くんって、千冬様の弟・・・?」「男で『IS』を使えるのも、それが関係して・・・」「ああっ、代わってほしいなぁ」

最後のは無視しよう。

「自己紹介を続けろ」


お、やっと俺の番か
ちなみに、出席番号は30番、窓側、最後尾の席。

「えーと、渡部イバです。日本とクロアチアのハーフです。趣味はジョギングと料理です。よろしくお願いします」

俺の自己紹介が終わると、ちょうど、チャイムが鳴った。

「さあ、SHRは終わりだ。諸君らにはこれからISの基本知識を半月で覚えてもらう。いいか、いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ、私の言葉には返事をしろ」

鬼だ、鬼が居る。
こうして、イーヴォの学校生活が始まった。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ