やめだ
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キリベルが挑発するかの用に話しかける。
「勝手にそう思っとけよ。俺はもう戦わねぇよ。」
「どういうこと、ユウト説明してよ!」
ルーシィが叫ぶのも無理はない。
評議員からの依頼を急に放棄したのだから。
「キリベル。お前、本当は戦う気ねぇだろ。」
ユウトの問いかけによりキリベルは顔を引きずる。
「お前のさっきの攻撃。あれは何だ?あいさつ代わりにしても弱すぎる。おまけにお前はそんな程度の魔力じゃねぇだろ。」
「そ、それは……!」
キリベルは後ろめたい事があるのか、顔に脂汗をかいている。
辺りが沈黙する中、ユウトの口が動いた。
「別にお前を否定するつもりはない。お前の勝手だ。好きにすればいい。」
「とにかく、お前とはもう戦わん。」
「戦いてぇなら本気で来いよ。俺を本気にさせろ。」
ユウトはそう言い残し一人去っていった。
まるで興味を無くしてしまったかのように。
ユウトがキリベルに話してから、キリベルは何もする事も無く私たちを帰してくれた。
あの後、キリベルがどうなったかは知らない。
で、私たちは評議員からの依頼を達成できなかったからマスターの大目玉を喰らってしまった。
そして、夕方。ギルドのカウンターにて。
エルザとナツ、ハッピー、グレイ、あたしがユウトに問いかけていたんだ。
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