暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第1章 動き出す日常と新たな仲間
第11話 日常の崩壊
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 このままじゃ火織の着替えがこいつらに!

「お前ら……」

 それだけは!

「見るな〜〜〜〜〜〜!」

 俺が叫んで2人を覗き穴から引き離そうとするのと同時に



ズドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!



 松田と元浜がいた壁の前から2本竹刀が生えて2人を吹き飛ばした! ってエエエ〜〜〜〜〜!? どゆこと!? 竹刀が壁を貫通してきたぞ!? 目の前の常軌を逸した光景に混乱していると

「ついに犯罪行為にまで手を出すようになったのかな? イッセー? 覗きとはいい度胸じゃない」

 竹刀で手をパシパシと叩きながら笑顔で火織が横から歩いてきた。やべーーー! 絶対怒ってる! っていうかさっきまで更衣室の中にいなかった? この壁を貫通した竹刀、火織がやったんだよな!? どうやってこんなに早く回り込んだんだ!?

「このくらい出来なきゃ剣道部のエースなんて張れないのよ」

「マジで!? っていうか俺声に出してた!?」

「顔見れば分かるわよ。何年あんたの幼馴染やってると思ってるの? さて、覗きなんてするエロ三人組にはお仕置きかしら?」

 そう言うと残虐な笑顔を浮かべて近づいてくる。俺終わったかも……

「……と思ったけど私のお仕置きはそこに転がってる松田くんと元浜くんだけにしておいてあげる」

「え?」

 な、なんで? 火織、もしかして俺に対して怒ってないのか? 俺になら着替えを覗かれてもいいと思ってる? もしかして火織も俺のこと……

「何を勘違いしてるか知らないけど、『私のお仕置きは』って言ったんだからね? というわけでイッセーのお仕置きは任せたわよ?」

 そんな言葉を俺の背後に投げかけた。ま、まさか……。俺はゆっくり背後を振り返るとそこには……

「「イッセー?」」「お兄ちゃん?」

 黒歌姉に龍巳、白音ちゃんがいた! な、なんでこんなところに!?

「イッセー、覚悟はいいわね?」

「イッセー、覚悟いい?」

「覚悟してくださいお兄ちゃん」

 2人が質問に対して白音ちゃんだけ断定してる!? あ! ちょっと待って! 許して! そこはそんな方向には曲がらな、ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







 イテテテ……

 今俺は帰り道の橋の上で立ち止まって痛めたところをさすってる。

「全くそのくらいで情けないわね。自業自得でしょ?」

 隣の火織がそう言ってきた。それを言われると痛い。ちなみにこの場に他の三人はいない。俺を痛めつけた後揃ってどっか行っちまった。3人一緒だから部活じゃないとは思うんだけど。龍巳と白音ちゃんは相変わらず漫
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