第四十四話 Final Weapon
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のようなエネルギー弾を放つディザイア。
エックス「はあああ…!!ノヴァストラーーーーイクっ!!!!」
エネルギー弾を粉砕しながらディザイアに突撃するエックス。
ディザイア「愚カナ!!」
ワープでかわすディザイア。
エックスはディザイアの位置を確認すると背部のバーニアで体勢を整えると再びノヴァストライクを繰り出した。
ディザイア「バ、馬鹿ナアアアアア!!?」
エックス「何発でも!!」
ノヴァストライクを連続で繰り出し、ワープさせる隙を与えない。
ディザイア「エ、エックスゥゥウウウウ!!殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺スゥゥゥウウウウウ!!!!」
エネルギー弾を乱射するが、エックスはバスターブレードの刃を巨大化させた。
エックス「終わりだディザイア!!ギガブレード!!!!」
バスターブレードを振るい、巨大な衝撃波を繰り出した。
ディザイア「馬鹿ナ…ギャアアアアアアアアッ!!!!」
衝撃波はディザイアに直撃し、大爆発を起こした。
『ディザイア…』
ディザイア『…?…ルインさん……?』
爆発に呑まれたディザイアはルインが自分を呼んでいることに気づき、声のした方を向くと、ルインが暖かい笑みをディザイアに向けていた。
ああ…、この笑顔だ。
この笑顔を見る度に自分は勇気づけられ、どのような厳しい戦いでも戦うことが出来た。
しかし周囲が暗転し、次に見たルインは顔を涙に濡らしていた。
ディザイアは何故ルインがこんな辛そうな表情を浮かべているのか分からず、ルインの視線を辿ると傷ついたエックスとゼロ。
パーツとなって四散したカーネル。
泣きじゃくるアイリスの姿があった。
ふと、自分の手を見遣ると手が真っ赤に染まっていた。
この光景を生み出したのは自分。
そして彼女を傷つけたのも…自分…?
それに気づいた瞬間、ディザイアの今までの記憶が駆け抜ける。
シグマからの改造を受けてからしてきたレプリフォースの虐殺。
そして、エックス達にしてきたこと。
凄まじい罪悪感がディザイアを苛んでいく。
エックス「ディザイア」
ディザイア「………」
目を開くとアルティメットアーマーからフォースアーマーに戻っているエックスが申し訳なさそうに自分を見つめていた。
ディザイア「(何て顔をしているんですか、あなたはイレギュラーを討っただけだと言うのに…)」
ルインを守るためにイレギュラーを倒すと誓
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