第四十四話 Final Weapon
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」
エックス「…っ!!」
ディザイアが握り締めているのは彼が愛用していたサーベルではなく、カーネルのサーベルであった。
そして彼から時々、溢れ出るエネルギー。
まさか…。
エックス「お前まさか…カーネルのパーツを!!?」
ディザイア「ええ。私の一部になってもらいましたよ」
エックス「貴様…カーネルを殺しただけではなく死んだ後も…ディザイア…お前はそこまで堕ちたのか!!?」
ディザイア「堕ちた?違いますよエックス。悟ったというのが正しい表現です。この世は力が全てだとね!!」
エックス「そんなこと…認めるかあああああ!!」
咆哮し、Xブレードを抜き放つとディザイアに切り掛かる。
ディザイアはビームサーベルでブレードを受け止める。
Xブレードの出力はシグマのΣブレード、ゼロのZセイバー、ルインのZXセイバーと同等の出力を誇るのだ。
それを易々と受け止めるとは…。
ディザイア「シャッ!!」
サーベルによる突き。
頬に掠るがエックスは構わずXブレードを振るう。
ディザイアもビームサーベルを振るい、応戦する。
エックスの剣術はディザイアから教わった物だ。
互いに同じ剣術を使う以上、勝敗を分けるのは、使い手の実力。
ディザイア「………」
エックス「…く……っ」
少しずつ力で押されていくエックス。
ディザイア『力が欲しい…』
エックスと剣を交えながらディザイアの脳裏を過ぎるのはかつての力無き自分。
ディザイア『力を手に入れ…レプリフォースを…イレギュラーを…滅ぼし…今度こそ…英雄になってやるんだーーーーーっっっ!!!!!!』
ディザイア「…オオオオッ!!」
ビームサーベルを力任せに振るい、エックスを弾き飛ばす。
エックスは床に叩きつけられるが、受け身を取ったことでダメージはない。
即座に体勢を立て直し、Xブレードを構える。
エックスに対してディザイアもビームサーベルを構えた。
ディザイア「来いエックス!!見せてやろう…パワーアップし…かつては究極のレプリロイドだったカーネルのパーツを取り込んだことで得た力を!!」
カーネルの内部機関も取り入れたことでカーネルの電撃を操る力を得たのだろう。
ビームサーベルからは凄まじい電撃が纏われている。
ディザイア「降り注げ!!スプラッシュレーザー!!」
天に掲げたビームサーベルから無数の電撃弾が放たれ、エックスに降り
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