マクロスF
0698話
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テロイドベルトの中でアルト達がやって来るのを待ちながらその放送を眺めていた。どうやら前もって流れていた情報通りにシェリルも審査員にいるらしい。他にもキャサリン・グラスや、キノコを含めて見覚えのない奴が何人か。
……何故か厳めしい顔付きの初老の男の姿もあった。
とてもミスコンの審査員を受けるようには見えない人物だが……それだけ権威のあるコンテストなんだろう。
そして始まるコンテスト。それぞれが自分の美を誇るかのようなその様子に、思わず感心の声を出す。美人コンクールのようなものを直接見るのは初めてだが、随分とショーアップされているな。この辺、さすがアイドルが世界を救ったマクロス世界と言うべきか。
けど……
「もう少し時間に余裕を持たせてくれても良かったと思うんだけどな」
『はぁ、何でお前はそうやって下らない番組を……まぁ、いい。アルト達は出撃したからそろそろ準備をしておけよ』
「了解」
オズマからの通信にそう答え、フロンティア船団からこちらへと近付いてくる3機の機影をレーダーで確認し、アステロイドベルトの中から3機の前へと立ち塞がり、アルト達へと通信を送る。
「よく来たな。俺が模擬戦の相手だ。手加減はいらない。3機纏めて掛かって来い!」
オープンチャンネルでそう告げ、S.M.Sの中では今頃賭けで盛り上がってるんだろうなぁ、と思うのだった。
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