暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第5話 ヤツが来た!
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かもしれない? 知るかそんなもん! 今まで大丈夫だったんだから今日だって大丈夫よ!

 まあそんなわけで私は龍巳を家まで引きずって帰り、龍巳に注意しようと思ったらお母さんに捕まり、事情を説明したら冒頭のようになったのである。お母さんが怒っている理由は龍巳が人間には使えないような力を人前で使ったこと。龍巳が人でないと知られた結果、龍巳のみならず龍巳の大事な人達まで巻き込むことになると言って怒っていた。龍巳は少なからずショックを受けていたようで終始俯いていたよ。しかしまさかあんなことを仕出かすとは。変わりすぎでしょ無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)。いったいどこ目指して突っ走ってるんだか。はぁ〜



コンコン



 そんな時窓ガラスが叩かれる音がした。こんなとこノックするのは一人しかいない。

「なに? イッセー」

「あ、火織ちゃん。さっきの事だけど」

 イッセーが隣の窓から身を乗り出して聞いてきた。やっぱり聞いてくるよね〜あんなの見せられたら。さてなんて答えよう?

「あ、あれはね!? その……あれよあれ! パーティーグッズ! ボタン押すと膨らむ風船を仕込んでおいたのよ! びっくりしたでしょ!?」

 我ながら苦しい……

「あ、そうだったんだ! そうだよね〜。おっぱいがあんな急に膨らむはずないよね〜」

 イッセーが馬鹿でよかった〜〜!! まあこの歳ならこんなもんよね!! あそこにいた子供たちもあんな紙芝居真剣に見てるぐらいだしアフターケアなくたって大丈夫そうね!! ……もしかしてあの中に若かりし頃の松田、元浜もいたりして。それとあとはあのおっちゃんだけど……もうすぐ逮捕されるはずだし放っといても大丈夫か! 良し、この件終了!

「あ、あとね!?」

「ん? なにイッセー?」

 なんかイッセーが真剣な顔でこっち見てる。

「俺、おっきいおっぱいは当然好きだけど……小さいのもそれはそれで好きだから!!」

 ……真剣な顔でなにカミングアウトしてんだこのガキ。それはあれか? スカスカペッタンな私に対するフォローのつもりか? この歳で膨らんでるわけ無いでしょこのおバカ。

「あんたいきn「火織ちゃ〜ん! 降りてらっしゃ〜い!」……呼ばれたから私行くね? イッセーも遊んでばっかいないで宿題やりなさいよ? 今日怒られてたの隣のうちの組まで聞こえてたからね?」

「う、うん」

 イッセーは赤くなると慌てて戻っていった。少しは勉強してくれないとテスト前に教える私達が大変だから日頃からしっかり言わないとね〜。さて、私もリビングに戻りますか。……龍巳、生きてるよね? 主に精神的な意味で。







「ひぐっ。うっぐ。ひっぐ」

 うわ〜。リビングに戻ったらコア
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