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東方変形葉
全国10カ所の妖気
東方変形葉43話「幻想郷戦乱」
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援護しに行けと言われたの。」
裕海はいつ帰ってきたのだろう。・・・それよりも、まさか読んでいたの?この状況を。



「た、助かったぜ。」
「君、いつ帰っていたのだ?」
俺が妖怪をゴミ箱に詰め込んているところに、妹紅と慧音が来た。
「幻想郷がやばいって聞いたから一旦帰郷。それよりも、慧音。ここの人里の歴史をいじって隠すことはできる?」
「ああ、できるぞ。」
よかった。それなら安心だ。
「人里の人間を人質に使われたらとんでもないことになるからな。頼んだよ。俺はあっちこっちで援護してくるよ。妹紅は万が一の時のためにここにいてくれ。」
「わかった、お前も気をつけろよ。」
2人に手を振り、少し厳しいところを探した。



紅魔館
『赤い館だ。』
「何の用でしょう?」
妖怪が紅魔館を見上げ、つぶやいたところに美鈴が立ちふさがる。
『用?簡単だ。ここに住む紅い悪魔を倒して幻想郷を支配するのだ。』
「そんなことはさせません!私が相手になります!」
『ふっ、おもしろい。ではくたばれ!』
妖怪は蹴りを突き出した。しかし、それはすっとかわされ、
「甘いですよ!」
妖怪の鳩尾に突きを入れた。その時の音は凄まじく、誰もが「決まった!」と叫ぶ場面だった。
しかし、妖怪は悶絶どころか痛がる様子もなく、ただ立っていた。
『甘いのは、どちらかな?』
と、驚いていた美鈴の頭を蹴った。
「がぁっ!」
頭から血を流している。美鈴はなんとか立ち上がった。
しかし、打ち所が悪かったのか、すぐに倒れ込んでしまった。
『ふん、たかが武道で俺に敵うなどと思うな。』
「あらあら、美鈴は何をやっているのかしら?」
と、一瞬の間に倒れて意識を失っている美鈴の傍にメイドが現れた。
そのとき、妖怪の周りにはいつの間にかナイフが配置されていた。妖怪が気が付いた時にはもう遅く、それらを全部体に受けた。
『いてっ、何をしてくれる!』
「タフなのね。ならちょうどいいわ。あなたにずっと理解できぬ恐怖を与えられるじゃない。」
メイド、咲夜は不敵な笑いを浮かべた。しかし、妖怪は全く動じてはいなかった。
『ふん、人間風情がよくわからないことを。喰らえ!』
妖怪は目にもとまらぬ速さで蹴りをかます。
しかし、そこには咲夜はいなかった。
「あら、どこを狙っているのかしら?」
『なっ!?』
妖怪の背後にいつの間にか回っていたのだ。

幻符「殺人ドール」

ナイフは華麗に咲夜の周りから妖怪の体に飛んでいく。
『いてっ、いてっ。ふん、そんな程度の攻撃が通じるとでも?』
「・・・なんてタフなの。」

速符「ルミネスリコシェ」

ナイフはあっちこっちを飛び回る。
「追加よ。」

幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」

咲夜からナイフがばっと
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