暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第3話 聖人少女と永遠の迷子
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かしら?
「かおりちゃんもはやく〜〜〜!」
ハァ〜もうどうにでもなれ!
「いまいく〜!」
取り敢えず今は一緒に遊ぼう。それで後のことは……まあ後で考えよう。今ここでジタバタしてもどうにもならないだろうし……。
なんか結局普通に遊んだ。最初こそ
「遊べば協力する?」
って言ってたんだけど、そのうちオーフィスは自分から積極的に遊ぶようになってきた。さすがは純粋で有名なオーフィスさん。やることなすこと興味津々ですか。もう当初の目的忘れてないかなこの娘? ずっと無表情だったけど、たまに少し笑うようになってきたよ? 今も必死にイッセーと砂山にトンネル掘ってるし。
やっぱりこの娘そんなに悪い娘じゃないよね。最強の存在故に今までこんな風に誰かと遊ぶということがなかったんだろうな。そもそも誰も積極的に関わろうとしなかっただろうし、まともにコミュニケーション取ったことあまりないんじゃないかな? 何万年と生きていようと精神はきっと生まれた時からさして成長していないと思う。
しかしそうなるとほんとこれからどうしようかな? 仲良くなったことだし今更無下にできないししたくない。 だからといって
禍の団
(
カオス・ブリゲード
)
に所属してグレートレッドと戦うなんて選択肢ありえない。
……ホントどうしましょう?
「火織ちゃ〜ん! 一誠く〜ん! そろそろお昼ごはんよ〜!」
☆
今日火織ちゃんと一誠くんは公園に遊びに行ってる。ここ最近の火織ちゃんは何かに取り憑かれたように剣道に打ち込んでたから、連れ出してくれた一誠くんには感謝ね。やっぱりあの歳の頃の子供なら外で元気にめいいっぱい遊んでほしいもの。
それに一誠くんも寂しかったんでしょうね。兄弟同然にいつも一緒だったのに、だんだんと火織ちゃんが自分の知らない世界に行ってしまって、1人になるのが怖かったのでしょう。それに私の想像では一誠くんは火織ちゃんのこと……ふふふ。知らないところで知らない男の子と喋ってるんじゃないかと思えばそれは気が気でないでしょうね〜。
っとそろそろお昼の支度しなくっちゃね。今日は兵藤の奥さん、用事があって出かけてるから一誠くんもうちで食べていくんだったわよね。あの頃の子供はよく食べるし、少し多めに作ろうかしら?
さて、そろそろお昼なんだけどあの子達一向に帰ってこないわね。遊ぶのに夢中でお昼を忘れてるのかしら。火織ちゃんはふとした瞬間妙に大人びた雰囲気を醸し出すことがあるけれど、やっぱりまだまだ子供ね〜。確か公園だったわね。それじゃあ迎えに行きましょうか。
いたいた、砂場で遊んでるわね。これはお昼の前に
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