デカイ家も大概だね。
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
キラキラ光らせながら言っても説得力皆無だぞ…
まぁでもしゃーない。本当にどんだけ広いんだこの庭…
「初めてここを訪れた方は皆あなた方のように驚かれて行きますよ。」
「で、でしょうね…」
くどいようだが本当に広い。うちのギルドの何倍あるんだよ…庭だけで…
そんなこんなしていると屋敷の中に入れてもらった。
まぁ当然屋敷の中も広かった。うん。豪邸だな。
そして俺とライラは一つの部屋に通された。ソファーやらなんやらがあることから接客のための部屋かな?
「こちらでお寛ぎ下さい。少ししましたら奥様と旦那様がお見えになります。」
と、ロノウェに案内された。
「ありがとうございます。」
ではまた。とロノウェが返事をして、部屋から出て行った。
「さっすが貴族。家も部屋も庭もなにからなにまで豪華だな。」
多少こういうのには憧れがあるが、多分すぐ飽きる。だって絶対使ってない部屋の方が多くて掃除大変じゃん。
「そうだね〜。」
「そういえばライラは何処に住んでるんだっけ?」
「ん?フェアリーヒルズだよ。」
フェアリーテイルには女子寮が存在する
「そうか、こんな豪邸住んでみたいか?」
「住んでみたいけど多分落ち着かなくて家にいるだけで疲れそう(苦笑」
「だよねー」
そんなこんなしていると。
コンコンとノックがした。
「失礼します。旦那様と奥様がみえました。」
そういってロノウェと依頼主である夫妻が入ってくる。
「よくぞお越し下さった。私はニルヴァレン家現党首、クラウス・ニルヴァレンという。で、こっちが家内の…」
「フィール・ニルヴァレンなのです。ふふ?」
うわっ、なんだ、旦那さんはすっげー貫禄出てるし奥さんはすっげー美人…
でも見た目二人とも20代後半くらいか?
「初めまして、フェアリーテイルの魔導士、ユーキ・グロウイースといいます。」
「同じくライラ・ロールシュトレインです!」
と、俺とライラはお辞儀をした。
「まぁまぁ、どうぞ座ってくれ」
「失礼します」
俺とライラが座り、その向かい側に夫妻が座る。
「さて、依頼の件だが、範囲はここからアカネビーチを1往復、期間は明日ここに帰るまで。つまり向こうで一泊二日と言うわけだ。君たちの宿もとってある。」
「わかりました。しかし、何故魔導士ギルドに依頼を?きちんとした傭兵ギルドでも良かったのでは?」
「もちろん傭兵ギルドからも2人雇っているが、どうも傭兵達は保守的になりやすいようでな?それに最近はガラの悪い魔導士が悪さをしていると聴く。だったら魔導士も必要だろうとふんだのだ。」
「なるほど、つまり俺たちは攻撃面に力を入れれば言い訳ですね?
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ