デカイ家も大概だね。
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ど装備が無い。首から腰、下半身は空気抵抗に優れた形状になっている。
要は防御を捨てて攻撃面にステータスをもっていく代物である。
まぁ相手が飛び道具を使ってるなら話は別だが。
そして換装した俺はライラをお姫様抱っこしたまま飛翔した。
そして・・・そこそこ加速した。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
マグノリアの空に女性の叫び声がこだまする・・・。
数分後・・・
依頼主の家・・・訂正、豪邸の近くに着地する俺。
しかし、着地したにもかかわらずライラが俺に抱きついたまま離れない。よほど怖かったのだろう。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・(泣」
「あぁ〜・・・ごめんなライラ。もう着いたぞ?もう泣くな。な?」
と、言いながらライラの頭を撫でる。
「うぇっく・・・ひぐ・・・う、ご、ごめん・・・」
「よしよし。さ、涙拭いて、行くぞ。」
「うん・・・」
なんとか泣き止ませた俺と泣き止んだライラは依頼主の豪邸の門の前に来た。
「誰もいない…すんませーん!」
と門の前で叫ぶと
『はい?どちら様で?』
と、声が聞こえてきた。
なるほど、壁についている監視用ラクリマに音声伝達機能を追加したのか、便利だな。これなら一方的に外と接触できる。
「ええっと、俺たち妖精の尻尾から依頼できたんd『あぁぁぁ!少々お待ちください!』…」
少しすると
「お待たせしました。ニルヴァレン家の執事をしております、ロノウェ・ハータロスと申します。以後、お見知り置きを。」
と、見た目30代後半くらいで、しかし貫禄が出ている以下にも執事といったような男の人がどこからともなく出てきた。
「初めまして。ユーキ・グロウイースと言います。.oO(この人今どっから来た?)」
「ら、ライラ・ロールシュトレインです!。」
俺は軽くお辞儀をして、ライラは直立している。緊張してるんだろう。
「ええっと、依頼のことなんですけど、具体的に何処から何処までの範囲ですか?。」
「それについてはまた後程お伝えします。それよりもさぞ遠かったでしょう。お屋敷で少し休憩して行ってください。」
「そうですか?ならお言葉に甘えさせてもらいます。いいか?ライラ。」
「わ、私は大丈夫。」
「では私がご案内致します。」
そう言うと門が開いた。
本当にどこから現れたんだあの人…。
門をくぐりわかったことは…
「え?何この庭の広さ…」
「わぁ!すごーい!!」
俺は我が目を疑うように驚き、ライラは子供の様にはしゃぎ回っている。
「ライラ、あんまりはしゃぎすぎんなよ?」
「う、うん!」
そんなに目を
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