暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第0章 平穏な日常と新たな家族
第2話 力・覚醒
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
イッセーに出会い、そしてこの世界がハイスクールD×Dの世界だと気付いて早数ヶ月が経った。この間にあったことといえばイッセーと仲良くなってお互いの部屋を毎日のように行き来するようになったぐらいね。今は玄関から出入りしてるけど、体が成長すればその内ベランダ伝いに行き来するようになるだろうな。
そして今現在私は……
山に来ていた。
いや唐突なのは分かってるわ。この歳で一人で山に入るのがありえないってことも分かってる。でもね? 人目の付かない場所に来る必要がどうしてもあったの。
というのも私は最初イッセーとそこそこの関係になろうと思ってたのよ。でもどういうわけか懐かれちゃったんだよね〜。前世でも一人っ子だった私にはなんだか弟が出来たみたいでついついかまっちゃったのよ。それにこの子根はほんとにいい子だし、突っぱねることができなかった。
それでいろいろ考えたんだけどイッセーに関わることも悪いことばかりじゃない気がしてきたんだよね。確かに死亡フラグは多いけどイッセーと一緒にいると楽しい。退屈しない的な意味で。それに将来イッセーとヒロイン達がラブコメるのを傍で見るのもなかなか楽しいかもしれない。
そして何より! イッセーに関わる男ってなかなかいい男が多いのよ! 同じグレモリー眷属のイケメン木場祐斗、ちょっと情けないけど可愛いギャスパー・ヴラディー。 さらにライバルの白龍皇ヴァーリ・ルシファーに大王家次期当主のサイラオーグ・バアル。 噛ませ臭がしたけど英雄派の曹操やジークフリートだっていいかもしれない。 つまり危険な世界にはいい男が多いのよ!
まあ敵とそういう仲になるのはどうかと思うけど、木場やサイラオーグは狙い目かもしれない。だから私はこれからもイッセーの姉貴分として彼の傍にいようと思う。
……しかしここで一つ問題が。危険な世界に身を置くのには、やはりどうしても力が必要なのよ。だからこの数ヶ月、時間を見つけてはいろいろ試した。その結果分かったことは……
私にはチート能力などない!!
いや分かってたわよ。転生した時に神様になんか会ってないし、チート能力注文した覚えもない。どこまで行っても私は単なるひ弱な女の子なのよ。その事実は決して変わらない。だからこそ、私は最後の賭けに出ることにした。それはこの世界の人間なら誰でも持っている可能性のある力。
そう、”
神器
(
セイクリッドギア
)
”。
もし強力な
神器
(
セイクリッドギア
)
を持っていれば、修行次第では十分死亡フラグを回避しつつイッセーの傍にいられる! だからこそ私は今人気のない山に来ているの。もし能力が発動しても騒ぎにならないよ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ