第三話〜思念と出会い〜
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術を少しでも提供、若しくはそれを造った技術屋に繋がるパイプを欲した故のものでもある。
しかし、いきなりのマークの発言にこれからどの様に交渉をするかを考えていた紅蓮や、純粋に三人に興味を持っていた月詠は困惑をするしかできない。
「頭のイカれた発言に取られるかもしれないが、それがこちらの認識だ。それを証明するための手段も持ち合わせている」
そう言うと、マークは着ているジャケットの内ポケットから携帯端末を取り出す。彼のその動作を見ていて、バナージは今更ながら自分がノーマルスーツのままでいることにほんの少し恥ずかしさと居心地の悪さを覚えた。
「俺の機体の映像記録の一部を持ってきている。これを見て異世界という物の存在を受け入れるかの判断をしてくれ」
マークは立ち上がると、その部屋の大型スクリーンの横に埋まっていた端末に有線ケーブルを繋ぎはじめる。
マークの突然の行動に月詠は静止の言葉を言いかけるが、それは紅蓮が手で制した。
「音声はカットしてあるが、これはオリジナルのデータそのままだ。映像の加工を疑うのであればそのままデータも提出する」
前置きとしてそれだけ口にすると、静かに映像は流れ始めた。
おまけ
〜施設内移動中〜
月「日本語を流暢に喋るのだな」
マ「素手でモビルスーツを倒す爺さんに一時期教わった」
月「は?」
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